🔮予言は外れたのか?

〜日月神示・たつき諒『私が見た未来』をケルト十字で読み解く〜

「なぜ、予言された出来事が起こらずに済んでいるのか?」
それは単なる偶然ではなく、人類の意識が未来の波動を変えているのかもしれません。

今回は、タロットの《ケルト十字》でこのテーマを深く読み解いてみました。


💫展開カード

  1. 現状:正義(逆位置)

  2. 障害・鍵:世界(正位置)

  3. 顕在意識:カップのペイジ(逆位置)

  4. 潜在意識:ペンタクルの2(正位置)

  5. 過去:カップの8(正位置)

  6. 近未来:ワンドの10(逆位置)

  7. あなたの立場:ワンドの9(正位置)

  8. 世界(人類全体)の状況:ペンタクルの10(逆位置)

  9. 願望・恐れ:法王(正位置)

  10. 最終結果:ワンドの1(逆位置)


💫全体テーマ

「人類の集合意識が、破壊のシナリオを軌道修正している」

カード全体が示すのは、
“終わり”ではなく“再創造”という流れ。

「予言が起こらなかった」のではなく、
私たち一人ひとりの意識が現実の波動を変えたという可能性です。


⚖️現状:正義(ジャスティス)〈逆位置〉

世界の「正しさ」が揺らぎ、真実が見えにくい時代。
でもこれは、盲信から目覚め、個々が自ら真実を選び始めた証でもあります。
恐れの未来を信じなくなった人類の変化が、すでに起きています。


🌍障害/鍵:世界(ワールド)〈正位置〉

「終焉」ではなく「完成」。
予言の多くは“破壊”を通しての再生を示唆していましたが、
今はそれをより穏やかな形で学ぶ方向へと移行しています。
地球意識が進化しているのです。


🫅顕在意識:カップのペイジ〈逆位置〉

感情に揺れ、不安を拡散してしまう時期もありました。
しかし今、私たちは「恐れ」を学びに変えようとしています。
感情を通じた意識の成長期です。


🪙潜在意識:ペンタクルの2〈正位置〉

バランスの象徴。
人類の集合意識は無意識のうちに、
「恐れ」と「希望」、「破壊」と「創造」を絶妙に調整しているのです。


🫅過去:カップの8〈正位置〉

古い価値観や“罰としての終末思想”を手放し、
魂の成長を目的とした地球学びへと移行した時期を示しています。


🔥近未来:ワンドの10〈逆位置〉

「世界を救わねば」という重荷を降ろし、
軽やかに変化を受け入れるステージへ。
集合意識が“自己犠牲”から“調和”へとシフトします。


🔥あなたの立場:ワンドの9〈正位置〉

スピリチュアルな目覚めを経験した人たちは、
慎重ながらも光の側に立つ意識的な守護者として存在しています。
あなたの祈りや意識が、世界の安定に貢献しています。


🪙人類の状況:ペンタクルの10〈逆位置〉

物質的な豊かさの限界を迎え、価値観が再構築される時。
経済や制度が揺らぐのは、新しい魂の豊かさを見出すための過程です。


👑願望・恐れ:法王(ハイエロファント)〈正位置〉

「導き」「祈り」「叡智」——
人類は、恐れよりも“信頼”の意識へと戻りつつあります。
集合意識の光が、破壊的な未来を静かに書き換えています。


🔥最終結果:ワンドの1〈逆位置〉

新しい世界の炎は、今まさに種火の段階
急がず、焦らず、愛の波動を絶やさないことが鍵です。
未来はまだ“描き直し中”です。


💫スピリチュアルメッセージ

💫「破滅を恐れる意識が減るほど、世界は穏やかに変わる」
💫「予言は、未来を決めるものではなく、気づきを促す灯」


💫まとめ

日月神示や『私が見た未来』の“予言”は、
現実を脅かすためのものではなく、意識の覚醒を促すサインでした。

私たちはいま、「恐れではなく希望で未来を創る」段階に立っています。
これが、予言が起こらずに済んでいる本当の理由なのかもしれません。