誰かを助けたor助けられたことある?

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助けられた事は、チャリ漕いでいて、電柱に激突。知らない人が救急車を呼んでくれた。2度目は、階段に気が付かず、上から下まで落ちた。


この時も、通りかかりの人が救急車を呼んでくれた。ドタバタで、有耶無耶になり、呼んでくれた人は礼を言いたくっても、


居所が分からない!ありがとうございました😃私は元気です!


連載 5: ✨ 再会の試練


​ロカが膝から崩れ落ちて、「僕が……僕が、彼を傷つけた」って、誰に言うでもなく呟いた。あたしゃ、なんとも居心地が悪くなってね。気づいたら口が勝手に動いてた。


「あんたさ……今、初めて知ったんだろ。自分の善意が、人を傷つけることもあるってことをさ。ここの連中が欲しいのは演説じゃない。


腹に入るもんだよ。」……わかってるよ、自分でも。あれは傷口に塩を擦りつけるようなもんだ。でも、あたしゃスッポン。


吸いついたら離さない、そういう生まれつきなんだ。ロカは顔を上げなかったけど、肩が小さく震えてた。


「どうすればいいんだ…僕の言葉は、ヘドロにも、人々にも届かなかった。僕は、自分だけが良い気持ちになって、


結局、皆を傷つけた……」その声を聞いたとき、あたしゃ若い頃を思い出したよ。まだお屋敷勤めを始めたばかりの、青臭いババだった頃。


『清潔』こそが正義だと思ってた。でも、それは『汚れ』を地下の水路に押し流すことでしか成り立たなかったんだ。


知らん顔してふたを閉めちまえば、あとは闇と匂いの中に放り出される。あの時知ったんだ──大いなる存在ほど、アッケラカンとした無知でできてるってことを。

アタシは続けて言ったよ。「あんたの言葉が届かなかったんじゃない。ここの連中は、最初から耳を傾ける余裕なんて持っちゃいないんだ。



腹が減ってる奴に説教なんて、毒にも薬にもなりゃしない。」ロカはしばらく黙ってたけど、やがて顔を上げた。


「ババ……僕は、もう一度ヘドロに会いたい。本当の気持ちを伝えたい。傷つけたままにはしたくないんだ。」


ふん、まったく手間のかかる男だよ。でも、その目に映った優しさは本物。「いいだろう。あたしが案内してやるよ。ただし、


あんたの世界のやり方じゃ通用しない。この街のやり方で、ヘドロの心をつかめるか……それが、あんたの乗り越えなくっちゃならない試練だ。」