私自身は、子どもを育てるときにわらべうたを知りました。お外でゆったり自然と戯れ、絵本を読み、わらべうたで遊ぶ、この3点セットで、豊かな育児生活が送れました。しかしながら、わらべうたは育児の中ではマイナーです。もったいないな~、この宝をみんなに知ってほしいなあ~。

わらべうたのよさを分かってもらうためには、わらべうたの実体験が一番だとは思いますが、さらに、学術的にも説明できると、説得力も増しそうです。

 

わらべうたにはスキンシップがつきものですが、

この、スキンシップによるオキシトシン効果

についてはは、時々ブログでお話しています。

 

最近、興味があるのが今井むつみさん。

今井むつみさんは、『言語の本質』で、

新書大賞2024、アジア・ブックアワード2024「最優秀図書賞」(一般書部門)を受賞なさっています。

その他、『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』、『学力喪失』など、学びについて、認知科学的に説明してくださっています。

先日は、ブログで、NHK「#ラジオ深夜便」での今井むつみ先生のインタビュー「赤ちゃんは、言葉を覚える天才!」を紹介したところです。

 

わらべうたは、日本語を、音として、赤ちゃんやこどもたちに伝えています。

母語の習得という点からも、最初にわらべうた、というのは、理にかなっているように思うのです。今井むつみさんの理論に通じていたら良いなあ、と思っています。

 

今井むつみさんが監修している本「今、ゴリラをうえたよ」(ゆる言語学ラジオ 水野太貴さん・文)は、

子どもたちが、少ない情報を元に一生懸命考えながら母語を学んでいく過程で間違えてしまう、かわいい言いまちがい集です。

 

 

電車の中で、何回ブブっと吹き出したことか。ですが、説明を読むと、その間違いに納得し、日本語の奥深さが分かります。さらに、今井むつみさんのわかりやすい解説つきです。

新書大賞の「言語の本質」は、わかりやすいと評判の本ですが、私は頭が悪く、恥ずかしながら難しいのです。でも、他の本も読んだり、先生のお話をYouTubeやラジオで聞いたりしているうちに、少しずつ、目に耳になじんできました。何度でも繰り返し読んで理解を深めたいです。