【メンタルヘルス】気づく | Someday for Someone

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暗い夜道を歩くあなたの
ほんのりとした月灯りになりたい
〜Counseling & Aroma Salon de 月草実〜



「手がカサカサするな」と思ったらハンドクリームを塗ります。

「風邪気味かな」と思ったら栄養のありそうなものを食べて風邪薬を飲んで早めに寝ます。

そうすることで、手荒れや風邪の悪化を予防することができます。

 

では、「心が疲れたな」と思った時にも早めにケアしてますか?

そもそも、心の疲れに気づいてますか?

 

「手がカサカサすると思った」「風邪気味かなと思った」どちらも「思う」と表現していますが、「手がカサカサな状態に気づいた」「風邪気味な状態に気づいた」とした方が正解です。

日本語の「思う」は便利で使い勝手がよい分、意味が曖昧になってしまうことがありますね。

 

心が疲れている時には、いつもと違う自分が現れます。

 不安感 イライラ感 怒り 不満

 抑うつ気分(気分が沈む、落ち込む、憂うつ、好きな音楽やテレビが楽しめない等)

 疲労感 食欲不振 胃痛 下痢 不眠

 タバコやお酒の量が増える

 

「いつもと違う」というのはストレス反応ですので、この段階で気づいてストレスを取り除くことができれば病気(ストレス病)を防ぐことができます。

 

例えば「私、どうしてイライラしてるんだろう?」→「期限までに仕事が終わるか心配なのに時間に限度があるし頼れる人もいないからなのかな?」→「優先順位をつけてできることはやる。できないこともやらないわけにいかないので他の人にやってもらえるように相談するか…」のように、自分の状態に目を向けてそれを解消する方法を考えることができます。

 

方法はケースによりますが、共通しているのは話を聴いてくれる人を見つけること。気持ちを吐露するだけでもカタルシス効果(浄化作用)がありますし、話すことで状況や気持ちの整理ができたり、新しい発見もできます。

 

もし、職場に相談できる相手も解決策もないのであれば、会社を辞めるという方法もあります。

大事なのは自分の命。

 

まずは自分の状態に気づくことが大切。

通勤電車の中、お風呂の中、トイレの中、歯磨きしている時…、自分に気づく時間を作ってみてください。

 

💫明日も元気で過ごせますように💫