EVEです。
色々溜まったネタを放出中でありまして
実際の時間軸と多少タイムラグがありますので
ご了承ください。
いやー
毎日暑いです!
山形はフェーン現象によって
まさに殺人的暑さでございます。
そして困ったことに、
このように酷暑になると
シトロエンC6のエアコンが効かなるくなるという・・・ (>_<)
吹き出し口からはブオォォォー!!と熱風が!!
こりゃたまらん!!
これならエアコンの無い旧車の方が
まだマシというものです。
まあ、
大体原因は分かっています。
涼しくなるとまたエアコンが効いてくるので、
原因はガス漏れではありません。
この殺人的な暑さで
コンプレッサが回らなくなるのです。
というわけで、
コンプレッサが止まる理由を調べます。
ゲージマニホールドで圧を見てみたところ、
やはり高圧側が普段より高めですね。
ガスの注入量は、
規定値を入れています。
正規輸入車の規定値は御覧の通り
625グラム±25グラムですが、
まあ、
私のディーゼルの並行輸入車も同じでしょう。
本当のところなら
今までに何度もガスが漏れたことがあったので、
少し多めに入れたいところなのですが、
入れすぎると今度はコンプレッサを壊してしまうので
ガマンしているところなのでした。
ところが
規定値を入れてもコンプレッサが止まってしまう・・・
聞けば
高温多湿な日本の気候だと
規定の冷媒量を入れると気化し過ぎて
メーカー規定よりも圧が上がり過ぎてしまうことがあるとのこと。
まさに日本の今夏に言えることですね。
なるほど、
それで高圧側の圧が異様に上昇し、
プレッシャーセンサーが異常値を示して
コンプレッサを保護するために止めたということか・・・
まあ、
それほど今年の日本の夏の暑さは
異常ということですね。
さて、
原因が分かれば対処は簡単です、
ガス圧を下げればいいわけですから、
ガスを抜けば良いのです。
・・・とはいっても、
ゲージマニホールドだけだと圧は分かるけど
冷媒量は分からないので、
そう簡単にはいきません。
どのくらい抜いたのかの量も
把握できないしね。
電装屋のように
ガスの自動交換機があれば
きちんと量を見ながら調整できるのですが・・・
といううわけで、
一度真空引きしてから
200グラムのガス缶を充填する方法で大体の量を把握し、
おおよそ2缶とちょっとで止めときましたよ。
まあ、
感覚的に500グラムくらいかな?
腹6~7分といったところでしょうか。 (^^;
それにしてもR134aは
R12と違って安いし、
手に入りやすいので良いですね。
さて、
これでどうでしょう。
いまのところ日中の酷暑の中でもコンプレッサは回っており、
吹き出し口からは涼しい風が来ております。
なるほど、
旧車乗りの性として
エアコンガスは漏れるのが必至なので
少し多めに入れることが常でしたが、
C6のようなちょいと旧い欧州車は80%くらいで止めておくのが
この殺人的酷暑の日本の夏を乗り切るキモなんですね。
総じて、
ラーメンもエアコンガスも
満腹になるまで食べるのは身体に悪い、
何事も腹八分が良いということですね~
おあとがよろしいようで・・・ (^^;