あの人に出会ってから

自分の感情の失っていた色を呼び起こされ

更に知らない色までもを教えてくれた

綺麗な色も汚れた色も

しかし「色」のひとつひとつを良く見ると「綺麗」も「汚い」も無いということを知った

全ての「色」は比べるものではなく、「ひとつ」であるということに

それが「自分」なのだ

これまであの人の事しか見えていないことが多かった

というよりも
「あの人しか見えなかった」
のだ

「何か」にそうされているように
「あの人しか見てはいけない」と言われているように

そして
「自分」をいつのまにか抑え込んでいた
「やりたいこと」が分かっているのに、やりたいのに向き合えない

今「離れて」みて
停まっていた「自分」の在り方に歩み出せる
そう思い始めたのだ

本気で「あの人」と正面から向き合うにも
在るべき「自分」に成長させていかないとならないのだと

そうしてお互いが「自分自身」を高めていく時期を迎えたのだ

「あの人」にとっても「自分」にとっても新たなステージに入ったのだろう

先のことは分からずとも、「今」分かっていることに立ち向かっていくことが今の「試練」なのだろう

会うことも、連絡を取り合うこともできないこの状況の中で、なぜか「繋がっている」安心感がある

あの人なら「きっと大丈夫」、そう思える
だから自分も「きっと大丈夫」なのだろう

今は「視野」を広げること
「やるべき課題」に取り組むこと
ひいては「自分のステージを上げる」こと

「あの人」に再び会えた時に「輝いた」自分でいられるよう

「頑張る」のではなく、着実な一歩をゆっくりでも良い、立ち止まらないように、振り返った時に揺るぎない「道」を作っていけたら
今はそう思う