これシリーズで出ていたんですね、一冊目しか知らないで、本屋で棚に並んでいるのを見て
「あれ…続き出てたんだ?」と手にしました
あいかわらずスープや料理の描写が、食べたことのないものをおいしそうに表現してくれています。
謎解きについても「忙しい料理のお店の店長に、個人的な悩みをいつも相談するのはどうか」とちょっと思わせつつも、次の話ではスープや主人の娘についての相談を主人公が受けて居たりで、一方的感がないのがいいですね。
ホタテとパセリのミルクスープが美味しそうと思いつつも、バランス崩すとなんか苦い残念な味になりそうで、チャレンジ意欲が湧きません残念。
謎解きについても、よくある「料理の色が重曹などで変わる」といった、身近にある事を一連のストーリーにしていたり、思いがけないものが宝物という展開になったりで、日常ミステリなのにバラエティーに富んでいます。
ちょっとだけ読者目線でお願いしたいのは、シリーズにするなら「どれが1巻でどれが2巻で…」とか解りやすいものにしてくれたらなあと…
一冊目の次にこちら手にしたのですが、多分これは二冊目ではないので、ちょっと混乱しており次を探すにしてもどの副題のが二冊目なの?となってしまうので。
裏表紙の解説で、シリーズ第○段!とか入れてくれるのでもいいのですがと個人的に思ったりしています。