怪物の友 荒俣宏

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600円集英社


 前半はモンスター・幻獣辞典で後半はエッセイや
水木しげる氏などとの対談など。


個人的には前半の方が好き。竜とドラゴンを日本では
何となく一緒にしてるけど、その違いとか
(そういや特に気にしたことはなかったという点で
教えてくれたのがドラゴンが吐くのは焔で、竜が吐くのは
水だという点 西洋ではドラゴン=悪の象徴というのは
よく聞いてそと対称的に竜は善であり皇帝の象徴というのは
よく聞くけれど単なる人民間の感情の違いだけかと
思っていたので、炎と水の差は言われるまで意識してなかった)


ケルベロス・マンティコア・リバイアサンなどは
ファンタジー系ロールプレイングゲームでおなじみですが
その詳しい形状や、性質までは知らない方も多いかと
思いますので、そういった方にも興味もてそう。


 アントライオンは名前と姿は知っていたけれどその
性質まではコレ読むまでは知らなかったです。
(ちなみにアントライオン 上半身=ライオン下半身=アント
=蟻の生物で上半身は肉食だからガツガツ食べても草食の
下半身では栄養にならず、飢えが満たされない。よって上半身は
ますます肉を食べるがやがて栄養不足で死ぬ自己矛盾の
象徴というのなんて、怪物の最後としてはあまり
想像しがたいので印象的)


 ファンタジー系好きで、色んな怪物とかの名前程度なら知ってるよ
ちょっと興味あるなという人にはぜひどうぞ



怪物の友―モンスター博物館 (集英社文庫―荒俣宏コレクション)

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