1600円 原書房


 切り裂きジャックといえば、連続猟奇殺人犯

というイメージが強いので、犠牲者が

一人だった時点で、正直ちょっと拍子抜け。

(いや別に続々人が殺されるのが、好きな

訳じゃないけれど、タイトルが『切り裂きジャック』

だったので)


 最近の御手洗シリーズは

ファンだから惰性で読んでる感じに

なってしまっており、これもつまらなくはないけれど

これを一番に読んでいたら、ファンには

ならなかったかもなぁという程度。


 知人の御家族がALSにかかってしまい、

その大変さは、本当に言葉に尽くせない御様子でしたので

後半の山の手の幽霊は読んでいて、

ちょっと重かった。

 ただ、本当に何万人に一人と言う難病なので

資料を集めるだけでも大変だったらしく

その病気の実態を、一人でも多くの人に知ってもらうには

こういう話もあっていいだろう。


 この本一番すごいのは、装丁だと思う。

薄い半透明用紙をカバーとして、下に「内臓系の肉の写真」

…平積みに置いておきたくない程の、インパクト

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