こんばんは きだまです

秋空が そろそろ

冬へと 移っていきます


この物語は 

フィクションです





鳥の鳴き声が聞こえる

風が少し冷たくなって

もうすぐ冬が始まるんだね


頂き物のカステラをひと切れ

葉っぱの形をした皿に乗せて

味わう

 また 

味わう


ふーってため息を吐いて

カステラの味が

口から 鼻へ 鼻から 感覚へ

移っていく


家事労働は だいたいが 報われない

やって当たり前だと 思われてる


いやいや 私も ひとりの人間だから

やりたくない時も あるってば

頑張っても

反応が …薄い … 

ああー 悔しい 


愛の矛盾に 襲われる …

そう 本当!矛盾している

愛しているのに 嫌らしくなったり

ムカムカするけど 無視できない


そんなことで もやもやしてたら

鳥はいつの間か どこかへ飛んでいった


そうなんだよね

いつか どこかへ 旅立つんだよね

新しい家族と一緒に 


愛の矛盾も 今だけかな


さっ 夕食の支度しなくちゃ