フリーライター佐々木月子のブログ -94ページ目

著作権その2 アメブロの規約変更?

私は、ある企業のメルマガで、株に関する執筆を行っています。

そのネタ探しも含めて、

アメブロを運営しているサイバーエージェント

の株主総会に行ってきました。

(もちろん、株主です)

堅実・地道な会社なので、

特別なサプライズはありませんでした。


同社は来期も「アメブロ」に力を入れる方針だそうです。

広告・メディアの拡大戦略、社員のバリューを増やす戦略、

を同時に実施していくならいいんじゃないですかね。


「アメブロ」はヤフーのように

ウェブの特性を生かした収益モデルを築けるのか?

長い目で見守りたいと思います。


で、ここで大事なのが「アメブロ」のブランディング。

総会の後に行われた事業報告会で、株主から、

「若い人向けのコンテンツが多い。もっと広い年齢層を取り込む戦略を」

という趣旨の発言がありました。


私は、アメブロの「著作権」について質問しました。

結論として、

サイバーエージェントが作成したトップ画面等のサービスは、

サイバーエージェントに著作権帰属。

ブログのコンテンツについては、作成者に著作権帰属。

だそうです。

今の規約は表現が不明瞭で誤解を招く。きちんと記載していただきたい」

と要請。

(詳しくは「ブログの著作権」で
http://ameblo.jp/tukikosasaki/entry-10020178523.html

サイバーエージェント側は規約の見直しと改変を行うと回答。

みなさまにご報告。

アメブロの著作権、問題ありません。


検索エンジンでチェック!(その1)

しばらくブログを更新していませんでした。
ブログってやっぱりめんどくさいな~と思っていたところへ、
アメブロから「読者がつきました」というメールが届きました。
私のブログを見てくれる人がいる。
しかもコメントまでくれる。
「書く気」がムクムクと湧き上がりました!

夏休みの宿題絵日記とブログの大きな違いは、ここにあるかも。


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私はこれまで、


■アメブロ

■yahooブログ

■FC2

■NINJA

■ココログ

■ライブドア


に同じ内容のブログをアップしてきました。

どの会社のブログが、検索エンジンの上位に表示されるのでしょう?


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Yahoo検索で「tukikosasaki」を検索した結果


1. NINJAブログ 2006年11月10日 ブログ記事
2. NINJAブログ 2006年11月10日 ブログトップ画面
3. ライブドア  2006年11月15日 ブログ記事
4. ココログ  2006年11月15日 ブログ記事
5. アメブロ読者登録欄 2006年12月6日
6. ココログ  2006年11月6日  ブログ記事
7. FC2  2006年11月27日 ブログ記事
8. FC2  2006年11月23日 ブログ記事
9. ライブドア検索ページ (リンクに飛んでも、私のページは表示されず)
10.ライブドア検索ページ (リンクに飛んでも、私のページは表示されず)


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Google検索で「tukikosasaki」を検索した結果

1. アメブロ読者登録欄  2006年12月6日
2. アメブロ読者登録欄  2006年12月6日


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ブログ更新をサボる前と後では、検索結果が違います。
上記の結果はサボった後のものです。

今日、更新をした後で、再度、検索結果を比べてみよっと。

ブログの著作権

ウェブ上に書き込まれたコメントの著作権は誰のものなのでしょうか?


mixi内で、出版をめぐるトラブルが起きています。
「話のつまらない男に殺意を覚える」というコミュニティに書き込まれた内容をまとめ、本として出版されることになりました。
その著者名が管理人の名前になっていること、コメントを書き込んだ他のユーザーに印税が支払われないこと、などから「管理人が印税を独り占めするのはおかしい」といった意見が生まれました。
あるユーザーが管理人に著作権等の質問をしたところ、コミュニティを強制退会させられたことも問題になっているようです。
「無料で掲載すること」「文章を変更する場合もある」という2点に賛同したユーザーのコメントのみを掲載しているので、著作権の問題はないとか。

ユーザーが正当な質問をしているのに、答えず強制退会させたのであれば、管理者としてのモラルが問われます。
ユーザーが単なる「荒らし」を行っていたのであれば、強制退会も納得できます。
現在、そのコミュニティはメンバー以外見ることができないため、本当の推移はわかりません。


旅行好きのユーザーたちのコメントが、無断で旅行本に掲載された事件がありました。
この事件は、ユーザー側が勝訴しています。

ホテルジャンキーズ掲示板で起きた著作権問題↓
http://antihjc.s10.xrea.com/a-news/index.html  


2ちゃんねるでは、投稿時に「著作権を放棄すること」を了承させられます。
管理人のひろゆき氏はカリスマ的人気があるので、多くのユーザーたちは喜んでコメントを提供しているようです。


双方が納得していれば、著作権トラブルには発展しません。

しかし、無断で自分の書いた文章が出版されたら……原稿料で生きている私にとっては死活問題。
そこで気になるのが、ブログの著作権!


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【著作権について】

 各サービスの規約を抜粋します。


■Yahooブログ

ユーザーのみなさまが以下の行為を行うことを禁止いたします。
商業用の広告、宣伝を目的としたコンテンツ、ジャンクメール、スパムメール、チェーンレター、無限連鎖講、その他勧誘を目的とするコンテンツをアップロードしたり掲示したり、メールなどの方法で送信(発信)すること。

Yahoo! JAPANに送信(発信)されたコンテンツについて
Yahoo! JAPANには掲示板など、ユーザーのみなさまが送信(発信)したコンテンツを不特定多数のユーザーがアクセスできるサービスがあります。このような不特定多数のユーザーがアクセスできるサービスに対してユーザーがコンテンツを送信(発信)した場合、ユーザーはYahoo! JAPANに対して、当該コンテンツを日本の国内外で無償で非独占的に使用する(複製、公開、送信、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案を含む)権利を許諾(サブライセンス権を含む)したものとみなします。また、ユーザーは著作者人格権を行使しないものとします。
なお、この条項は、他のユーザーに対してYahoo! JAPANが当該コンテンツの使用許諾をすることを約束するものではありません。


■アメブロ

第11条(知的財産権等)
本サービスを構成する素材(文字、写真、映像、音声等)に関する一切の権利(所有権、知的財産権、肖像権、パブリシティー権等)は弊社又は当該権利を有する第三者に帰属しています。

第14条(弊社の権利)
弊社は、会員の事前の承諾を必要とせず、会員が投稿した記事及びコメントであっても、本サービスの宣伝・広告の目的において複製する権利、公衆送信する権利、改変する権利、編集する権利を有します。


■FC2

ユーザーはFC2ブログ内においてユーザーが作成したテキスト・画像・テンプレート等の内容について著作権を有するものとします。
FC2はユーザーが作成したコンテンツを転載、要約する権利を有します。


■NINJA

著作権に関する記載なし


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つまり、Yahooとアメブロにブログを書くと、著作権を奪われてしまうわけですね。
FC2はユーザーの著作権が守られています
NINJAのように記載がない場合は、ユーザーに著作権があります。
もしも突然、利用規約を変えられたら怖いな。


規約に著作権譲渡を明記されているからといって、企業がユーザーのブログを勝手に出版するという暴挙には出ないでしょう。
「うちのブログには、こんな人気ブログがあります」などと、ウェブや雑誌で告知したいのは分かります。
その際、いちいちユーザーに著作権の確認を取るのは面倒だというのも分かります。
でも、宣伝目的だったら、FC2のように転載、要約する権利を主張するだけで十分では?
著作権を根こそぎ取り上げるような規約には疑問を持ちます。