実際、実父はひどい人だったよ

仕事もしないで競馬にパチンコ

借金をつくってその土地に居られなくなるたび引っ越し

そのせいで小学校で3回、中学校で1回転校した

 

小学校高学年の時だったかな

多分ヤバい人から借金でもしたんだろう

一家(父・母・私・妹)で夜逃げして

安旅館の汚くて狭い部屋にひと月以上も隠れて暮らした

毎日学校に行く旅館の子どもたちが羨ましかったなぁ

 

 

小学校に入るまでは

両親に連れて行かれる

パチンコ屋の店内がわたしの遊び場だった

大人には有っても

子どもが座る場所なんてパチンコ屋にはない

だから店内を一日中うろうろうろうろ

甘えて父の肩ににでも抱きつこうものなら

「ツキが落ちるやろ!」と伸ばした手をふり払われ

たくさんの人の前で怒鳴られた

 

わたしが小学校に入ると両親は

産まれたばかりの妹を連れて

パチンコ屋に行くようになった

 

学校から帰ってきても

誰もいない家

食べるモノも何もない

夜になるまでひとりぼっち

よくアルバムを見ながら泣いてたっけ

 

風邪をひいて熱があると言っても

「気のせいだ」と冷たくあしらわれ…

 

 

あのころのわたしはいつも

自分の居場所を探してた

そう、温かくて柔らかくて安心して時を過ごせる場所

 

 

もう

世間ではオバサンと呼ばれるような年になった今でも

いまだにあのころのトラウマに囚われている

 

 

 

 

月歩 と言う名前は

このブログを始めた頃

毎晩のように見ていた夢からつけた

 

 

 

 Dark moon

 

 

 

見知らぬ暗い道を一人歩く

 

夜は長くて深い

 

どれだけ歩き彷徨っても

 

わたしの還る場所が見つからない

 

暗く不安定な夜

 

月あかりだけがわたしの味方

 

 

 

 

その夢のことを書いたのがこの詩

 

 

足元を照らす月明りだけが唯一の味方

あかりだけを頼りにわたしは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと、もっと書きたいので多分 つづく…

 

 

 

 

 

絡みにくい内容だというのはよくわかっているので

コメントいただけると嬉しいけど

無理しなくていいからね