1本目:今、このときに、この会場で、この観客の前でしかできない演技を・・・
2本目:東京西川のクリアーファイル
お待たせしました。
観に行ったのは25日のレディースデー。
前売り券よりも安く観られるので、
前売り券を使うよりもレディースデー料金(1100円)の方がお得。
(最初っから、2回以上見るつもりでいるのだ)
場所は新宿ピカデリー。
この日の夜の回では、大ヒット御礼の舞台挨拶という、異例のイベントが行われる予定だった新宿東口の映画館です。
※ちなみに、また毛色の変わったトークイベントが決まったって。
”人足Night” 立川シネマシティで6月4日(土)16:30の回上映後、とのこと。
待ち合わせは新宿駅東口に10時。
相変わらず、家を出るのがギリギリになって飛び出した私ですが、
なぜーーーーーっ(>_<)
駅の改札を通ろうとしたら、スイカが残額不足で通れない。
おーまーがーY(>_<、)Y
速攻でチャージしようとお財布取り出す・・・・あちゃっ(´□`。)、ないよ、お財布。
でも、家まで戻る時間は無いし・・・・。
必死にぷーさんトートバッグの中を探ったら、
ポイントカード入れがポロリと出てきて、
慌てて中を確認すると。。。なーんと、何年も見キャッシュカードが1枚・・・。
暗証番号も、よく覚えてない・・・。
でも、これ、もしかしたら、残高あるかも。
いや、ないかもしれないが。
ダメもとで、銀行に行ってみよう・・・・!!!
駅を飛び出し、駅前の銀行へ。
ぐわああ、何だ、この長蛇の列。
そうか、今日は25日。
銀行が一番混む日じゃん・・・・(x_x;)
しょうがないので、コンビニまで走る。
幸い、こっちには列はなし。
南無三!!!!
お金が入っていますように!!!!!
祈るような気持でカードを差し込む。
おおおおお、すごい、残高がある!!!!!
お金をおろせたよぉ・・・(´_`。)
ポケットにお札を突っ込むと、
改札へ!!!
走る、走る!!!
そして、電車に滑り込むっ!!!!
ほっと一息つきながら、
0さんにメール。ごめんね、ちょっと遅れますと・・。
何で私って、いつもこうなんでしょ・・・。
新宿で降りると、改札へまっしぐら。
もいちど走る、まっしぐら。
人波を縫って走る。
改札が見えてきた。
え?西口?!?!?!
東口に行こうとしてたのに、なぜか目の前には、西口・・・・。
何で間違えたんだろうっあ(T▽T;)
東口って唱えながら西口に来ちゃった。
慌てて横断通路の方へ、
走る、走る、走る・・・・。
なんか私いつも走ってるよね・・・(>_<)
東口改札前に到着、ぐるりと見渡すと、
あ!!!!いたいた!!!!
遅れてごめんね〰(>_<)
挨拶もそこそこに映画館へ。
やってるやってる!!!
大きなポスター。
結弦くんもいる。
いよいよだ、ワクワクだ〰(≧▽≦)
この映画館は、チケットを買う際に座席も予約するんですが、
結構、埋まってた。
さすがレディースデー。
結弦くんのファンだらけだったりして・・・・(*v.v)。
まもなく入場受付が始まり、
わくわくが高まる中、座席へ。
うん、結構、見やすそうな席。
映画は想像以上にスピーディ。
以下、ネタバレ注意報につき、
離脱したい方は、ここらでどうぞ。
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さて、
ここからが本番。
想像以上にテンポが良い。
どんどん端折って、どんどん進む。
でも、映画としては、そのくらいが気持よいよね。
山形の映画村で見た風景や建物が次から次へと出てくるのも妙に面白い。
ああ、ここも出てくるのか!!
あの建物の入り口んとこじゃない〰(ノ゚ο゚)ノ 写真撮ってこなかったわ〰、みたいな瞬間も。
でも、そんな邪念もいつの間にか消え去り、
気づいたときには涙がどんどん溢れてきて、ぽろぽろ泣いていた・・・・。
私の祖父の代くらいまでは、私の実家のあたりも、養子だらけで、
誰がどこに養子に行ったとか、
どこのうちから養子にもらっただとか、
そんな話題は親戚が集まるとごろごろしていた。
優秀だからと、望まれて貰われていった子もいれば、
その逆も然り・・・。いろいろある訳で・・・。
そして、なんと慎み深い人々なんだろう。
その慎み深さは、罪作りでもある。
一方では、その慎み深さが骨の髄まで染み込んだ人々だからこそ、
可能であった奇跡なのだとも納得させられる。
実話の重み、ハンパない。
どんでん返しを繰り返し、
物語は大団円へと進み始めたその時に・・・、
予告編で見た、あの部屋で、あの並びで座ってるじゃないの、
これは、来る、来る、来るんだわっヽ(*'0'*)ツ
思わず、さっきまで涙を拭いていたタオルを握りしめた、その瞬間、
まさに、
キターーーーーーーーーΣ(=°ω°=;ノ)ノーーーーーざんすっ!!!!!
スタスタスタスタと、すごい勢いで来ちゃうんですっ!!!
あわあわしてる間に、
ズカズカ入ってきて、
「しげむらであるっ!!!」って、
さらにズカズカやってきて、
シャバっと衣装の裾を払って座り、話し出す。
ああああ・・・・(///∇//)
想像していたよりも、さらに良い声だわ。
おまけに、なにこの愛らしさ。
なにこのキラキラ感。
木綿の着物の男たちの中に、ひとり明るいブルーの絹衣装、
いや、それだけじゃない。
ともかく、ものすごいキラキラぶり。
そして何より、
雲の上から微笑んでいるような、浮世離れした愛らしさ。
実は、ここまでくる間、
散々な言われようなのよ、この若殿。
意地っ張りで負けず嫌いで頑固もので、見栄っ張りで。
自分が使ってるお金がどこから出てるか、知ってるのか知らないのか。知ろうともしないのか。
誰か、あの殿に教えてやれよ的な
そうなのよ、あの殿のせいなのよ、この重税は。
十三郎たちが、破産も覚悟で血のにじむような努力をしなければならなくなったのも、
みんな、この殿のとんちんかんな負けず嫌いのせい。
なのに、
そんな恨み言もみな一瞬のうちにかき消してしまう、結弦くんの笑顔の煌きぶりは、何?!?!
この殿に微笑んでもらったら、
もういいです、大丈夫、ありがたいです、もったいないっ!!!!
そんな百姓たちの高揚っぷりを、
結弦くん以上に自然に見せるお人がいるだろうか?
いないよ、絶対に!!!!!!!!
監督、さすがだよ!!!!
殿に許された「尺」の短さを聞いていたから、
この、ほんの2〰3分くらいの登場シーンで、
諸悪の根源だった『殿』は、「うん、悪いやつじゃないんだよな〰」って観客を納得させなければ、この物語は大団円が迎えられない。
悪役もみな、良い人に変わって終わる、爽やかで元気が出る映画にならないんだよ。
理屈じゃなく、その存在感だけで、
「うん、しょーがねーなー。許す、許す〰p(^-^)q」って、観客全員を納得させなければならない、すんげー難しい役どころ。
ここで失敗しちゃうと、この映画の存在価値が半減しちゃう。
山崎努も渋い存在感を出してたけど、
それにつなげていくためには、『殿』を悪役から救わねばならないの、このお話は。
その大役をね、結弦くんはいともたやすく、
まるで歌うように踊るようにこなしてしまった。
すげーな、おい。
結弦くんの余韻が消えぬ間に、
物語は大団円へと進み、幕がおります。
我に返った私たちの脳裏に浮かぶのは、
最後に殿が見せた天使の微笑み。
そして、
「歩いて帰る!」という威勢の良いセリフ。
あのセリフは、
バカ殿の「バカ」が付くほどの負けず嫌いっぷりだけでなく、成長への兆しを表しているし、
あの憎らしいばかりの冷徹な役人がまた、
彼らの真心を理解した証。
あああ、あの笑顔がが見られただけで、
あの声が聴けただけで、
あの男たちは、もう、すべての苦労が帳消しになったと、
心底、救われたのだということが、有無を言わさぬ説得力で迫ってくる。
冷静に考える必要など、ない。
幸せは、心で感じるものなのだから。
ロビーに戻ると、
次の回は満席。
大勢の方が待っていました。
パンフも買いました。
殿、いっぱい(o^-')b
殿、想像以上に、まじ、すごかったよ!!!!
良い映画に関われたことは、素敵な経験になったねって、心底ありがたく思いました。
思い付きを思い付きに終わらせず、オファーしてくれた中村義洋監督のお陰だし、
※「千葉くんにして良かった。とにかく素晴らしかった。」、「殿、利息でござる!」、中村義洋監督インタビュー
「この豪華キャスト陣を超越しつつ、実際の当時の伊達の殿様の年齢である25歳くらいの俳優…なかなか思いつかなかったんですよね。みんな何となく、だったら羽生選手なんかどうだ? と思いつつも誰もそれは口には出ず(笑)でもやっと名前が出て「まあ出ないよね」と思いつつダメ元で当たってもらいました。そしたら「出るって言ってますけどどうしますか」ってなって(笑)それで出て頂きました。」
秘められた歴史を小説にしてくれた磯田道史先生のお陰だし、
何より、諦めずに、町のために頑張った十三郎たち、吉岡の宿場町の男たち支えた女たちの熱意のお陰。
すごいなあ・・・・。
ランキングに参加して頑張っています!!!
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あなたの一票で、結弦くんを守る力を与えてください・・・m(_ _ )m
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一緒に応援できる幸せ、実感(*゚ー゚*)オフ会楽しいよ(^-^)/
羽生結弦選手 応援非公式ファンサイト 『Gold Wing』へ
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