(追記あり)クリケットに注がれる愛のかたち 羽生結弦選手の三人目の「母」について | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

(終わりの方に、ゆづるくんについて、追記しました)

ゆづるくんには、三人の「母」がいます。

一人目はもちろん、ゆづをこの世に産み出し、常にゆづを支え続けている、聖母マリアならぬ、ゆづママ。

二人目は、ゆづの能力と魅力を貪欲に引き出し、世界へと送り出した奈々美先生。


そして、三人目は・・・・・、

世界のユヅルを、フィギュア史に名を残すレジェンドへと磨きあげつつある、ブライアン。



え?

母?

母って、あり? 

そう思われた方も、

とりあえず、ちょっとお付き合いください。



キスクラでゆづるくんと並ぶ姿を見るだけなら

優しいパパって感じよね、ブライアン。

そうそう、年恰好も丁度良いよね、ゆづパパと同年代で。

パパって感じで当然よね。


でも、

現地観戦なさった方々からの様々な情報や、

プライベートの場面で実際に言葉を交わしたブロ友さんから伺ったお話などから生じてきた、

独断的思い込み激し過ぎ系な私の確信としては、

ブライアンは、「母」なのです。


誤解を恐れずに書いてしまうならば、


ブライアンは、「父なるもの」ではなく、

「母なるもの」を体現する存在なのです。


つまり今、誰よりも、ゆづの「母」的なものを発揮しているのは、ブライアンなのではないかと・・・・。



ところで、母って何だろう?

実は私にとって、

「母」とは何か?

これは、30年来抱えてきたテーマ。


自分がいずれ大人になり、

子を産み母となるだろうと感じた頃から、

「母」とは何ぞや、

何度か立ち止まっては考え、

その時の答えを見つけては安心してまた進み、

でも、知らず知らずのうちに捉われて倒れこみ、

ひどい目にも遭い、

必死で立ち直り、

そして今、やっと冷静に見つめることができている。


なんでこんなにも、

自分は「母なるもの」にこだわるのでしょうね。


私には、「母なるもの」が、なかったから?


私の母は、むしろ、私に対しては、「父なるもの」として対峙していたのです。

彼女自身は、溢れんばかりの「母の愛」を持ち合わせていたにもかかわらず、

それは一滴も私の心に注がれることはなく、

また、私自身、注がれる資格のないものとして諦め、

欲することも、なかった。

そんな「母の愛」を、

私はブライアンの中に見つけたのです。




ロシアのサイトにあった、

「昨年から、私はプルシェンコのファンになった」(意訳:まさ)という記事です。
http://winter.sport-express.ru/figureskating/reviews/28399/

プルさまに関する部分は、

日本語に訳してらっしゃる方もいらっしゃいます。
(オーサー プルシェンコ で検索してみて下さい)

でも、私が注目した部分については和訳してくださったものは、

一つも見つけられませんでした。


何ででしょう?

それは、

ブライアンが、以前コーチをしていたK選手について語っていたからでしょう。


しかも、

大いに好意的に。




私だって、K選手を持ち上げる記事は、楽しくありません。

ブライアンの元にゆづるくんが行くのだと知ったとき、

気が狂ったように、私はブライアンのことを調べました。


信じられないような動画も目にしました。

K選手の国のCMにブライアンが一緒に出演しているものでした。

何か、裏があるのではないかという疑念で一杯になりました。


でも、

ゆづるくんが、一歩一歩ブライアンと絆を結んでいく過程を見守り、

ブライアンのゆづるくんにかけた言葉と態度、

ブライアンが日本の新聞や専門誌の記者に託した言葉、

こういったものを一つ一つ丹念に追っていったところ、

ブライアンの印象は全く違ったものになりました。


ブライアンがいかに選手を大切にするか、

選手一人一人に真摯に向き合い、

自己犠牲さえも厭わない深い愛情を持って接しているかが、

伝わってきたんです。


ゆづるくんがブライアンを信頼し、

ブライアンに寄り添ってもらうことで、選手としての自信を深めているのは、

この愛情があるからなんだと感じてからは、

K選手に対してブライアンがやっていたことも、

全ては、

選手を心から愛するが故のものだったのだろうと理解できるようになってきました。



そして、

その愛情のあり方は、

「母なるもの」に他ならない・・・・そう確信したのが、

今回、ロシア語サイトに載っていたインタビュー記事です。


原文と自動翻訳による訳文も併せて載せましたが(一番下に)、

自動翻訳で出てきた奇怪な日本語から浮かび上がってくるのは、

こんなことではないでしょうか?



「K選手は、今でも世界最高のスケーターの一人です。

 四大陸に出なかったことは残念だけど、

 世界選手権では最高の滑りを見せてくれるでしょう。

 K選手が私たちから去った後の3年間の事情については何も知りません。

 でも、母国の女子選手のために頑張ってるみたいですね」



たしか、

ブライアンは、K選手がクリケットを去った時のことについて、

「終わり方はあまり良い形ではなかった」

一方的にやめることにしたと告げられ「ショックでした」というように応えており、
(フィギュアスケート2012-2013シーズンガイド)

あれだけのことをしてあげたのに裏切られたと、

怒りや悲しみを抱いて当然ではないかと感じました。

でも、このインタビュー記事の中でも

「彼女は本気になったら実に強い競技者なので、やるでしょう」と答えるなど

才能を認めています。


私も、才能を認めるところまでは共感できるのですが、

だとしても、自分たちを裏切るかのように去っていった選手に対して

今なお、世界最高のスケーターだと言い切り期待を寄せるというのは、

いったい、どのような心境なのか、理解不能でした。



ここで、

私がふと思い出したのは、

以前、何ヶ月も前に、

このブログでご紹介した絵本です。

ゆづるくんのような人間を育てるための秘訣が隠されている絵本としてご紹介しながら、

中途半端で放ってしまった、ある有名絵本のことを

思い出したんです。



その絵本とは・・・・

「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」です。
$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

絵本の内容についてはこちらに書きましたので、見てくださると嬉しいです(^O^)
●http://ameblo.jp/tuk-masa/entry-11297542811.html●


主人公の機関車「ちゅうちゅう」は、
機関士ジムたちに、慈しまれ愛され、毎日元気に走っています。

ある日「ちゅうちゅう」は、
ジムたちに無断で飛び出して、
勢いだけで走り始めます。

気持ちよく走っていったけれど、
ムチャばかりするので、
とんでもないところに迷い込み、
絶体絶命の状況に追い込まれます。

一方、ジムたちは、そんな「ちゅうちゅう」を必死で探します。

「ちゅうちゅう」とは比べ物にならないくらい偉そうな「最新式の汽車」に対してさえ、
遠慮するどころか、こんな風に言うのです。

「ぼくの機関車が逃げ出したんだ。つかまえるんだから、手伝ってくれたまえ」

 当然、最新式の汽車は反論しますよね。

「ぼくの時間表はどうするんだね?」

すると、ジムはきっぱりと言い切るのです。

「君の時間表なんか気にするなよ。ぼくはちゅうちゅうを見つけなくちゃならないんだ。」

そして、最新式の汽車に乗り込むと、ジムが運転してちゅうちゅうの元へと走り出すのです。


機関士ジムは、

自分たちの言うことをきかずに、

勝手に出て行ってしまって行方不明になったちゅうちゅうに対して、

憤慨したり、

叱らなきゃ!って怒ったり、

そういう感情を持つのではなく、

まず、

「わが子である以上、何物にも変えがたい大切な存在。

だから、わが子への愛は、何よりも優先されるべきものなのだ」

と言い切っているのです。


すごいです。


どんなに悪いことをしでかした子であっても、

その子に注ぐ愛情は変わらない・・・・

これはもしかしたら、

母なるものが、わが子に対して注ぐ愛のあり方なのではないのかしら。


ひとたび血肉を分けて育んだ命であれば、

どんなに裏切られようと愛し続ける、

そんな、確固とした強さを感じます。




デキの良い子だから、

容姿の美しい子だから、

自分のいうことをきく子だから、

と、

条件付きで愛すのではなく、

「わが子だから」という、ただ、それだけの理由で、

無条件に愛し、

もてる力の全てで愛す、

機関士ジムの姿から、このような「母なるもの」が見えてきました。


そして、

ブライアンも、

同じように、

教え子たちを愛しているのではないでしょうか?



たとえ、後ろ足で砂をかけるようにして去っていかれたとしても、

家出された親が,子への愛を失わないのと同じように、

その教え子への愛、

才能への敬意を失わないのが、

ブライアンなのではないでしょうか?


随分長くなってしまいました。

もっと推敲して、

分量を半分くらいにしてからUPすべきと思ったのですが、

もう、夕飯を作らなくちゃいけない時間なので、

思い切ってUPしてしまいます。



こうして私は、

ブライアンは、

「母なるもの」を体現し、

深い愛情を選手に注ぎ続けるコーチとして、

より一層、尊敬し、信頼するようになったのです。


(追記)

と同時に、

ゆづるくんの強さの源が、

幼い頃から「ちゅうちゅう」のように愛されきたからなのだろうし、

今また、

三人目の母にも「ちゅうちゅう」のように愛されているからなのだろうと、

確信しているのです。


無条件に愛された子は、強いのです。

自分の中にある希望の灯を信じることができるからです。


そして、

その希望の灯を決して絶やすことなく、

とことん頑張ることができるからです。(追記終わり)





世界選手権まで、

あと14日。


ブライアンと、

そのブライアンから愛を注がれた天使のハビエルとに、

両手いっぱい胸いっぱいに愛情を注がれながら、

きっと今、

ゆづるくんは最終調整をしているところでしょう。


暖かい光に包まれたリンクで育まれた、

ゆづるくんのノートルダム・ド・パリは、

笑顔のエンディングを迎えるに違いありません。


どうか、ゆづるくんが、健やかにその日を迎えられますように。

$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

なお、今回の記事の元となったインタビューは、この記事の最後に載せておきますので、
もし、ロシア語のわかる方いらっしゃいましたら、内容をお知らせいただけると助かります。


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タイトル:
-ブライアン ・ オーサー: '昨年以来、私はプルシェンコのファンです'

$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

1 月 26 日。ザグレブ。ブライアン ・ オーサーを祝う彼の金と区スペインのハビエル ・ フェルナンデス選手権 2013年。Afp 通信の写真。


【自動翻訳1】

-私は、元生徒 Jone koreânke 今シーズンは再びアマチュアの氷に戻ってきた金についてお尋ねしたいと思います。彼女の最近のパフォーマンスを見ているか?

-はい、私は、ドイツ、韓国の大会で彼女を見た。された非常に感銘を受けて言わなければ。それはまだ 1 つ、世界で最高のスケーターのおそらくも最高。まだ、ユナ ・ キムは無敵です彼はすることができますよう彼女はスケートするとき。ところで、彼女の名前の四大陸選手権で東京から来て参加者リストに表示されない驚いた。それ金、それは見ることが重要だろう私には思える最高で浅田真央選手、審判、ISU の指導レベル場所です。しかし、それはともかく、それは彼女の選択です。ワールド カップのため今年は、それが起こっていること知っています。確かに、それは準備され、豪華されます。

-どのようなあなた、すべて彼女が彼女は無期限中断、変更されたコーチ、国、大陸、カリフォルニア州は、その後ソウルに移動した過去の 3 年で投げるため理由は何だった思いますか?

-私は知らない。問題の事実は、我々 が実際に伝える私たちの共同作業の終了後です。しかし、彼女はちょうど彼ら自身を見つけるかもしれない若い女の子です。この間に、彼女はほとんど自分の国にフィギュア スケートのため韓国の女性のためしました。私は彼女がそれのために感心します。ザグレブ MoskvaEkaterina KULINIČEVA 04.02.2013 12:16

【自動翻訳2】

- 韓国のキム·ウナ、このシーズンはアマチュア氷に戻っている - 私はあなたの元生徒についてお伺いします。あなたは彼女の最近の公演を見たことがありますか?

- はい、私はドイツの大会で彼女を見て、チャンピオンシップで韓国。私は言わなければならない、非常に感銘を受けました。それはまだ世界最高のスケーターの一人、おそらく最高です。そして、まだ、彼ができると、彼女が乗る時、ユナキム無敵。ちなみに、私は東京の4大陸選手権の参加者リストに彼女の名前を見つけることではない驚きました。浅田真央、大手裁判官、ガイドISUがどこにあるか

- 私はキムが最高レベルを示すことが重要だと思います。それは可能性があるので、それは彼女の選択だということ。私はワールドカップ、今年は、それはまだ起こっていることを知っています。私はそれの準備ができているでしょうし、完璧なものになると確信している。

- あなたは、彼女がソウルにその後、カリフォルニアに移動した後、永遠の中断、変更のコーチ、国、大陸を取ったときに、すべての彼女の最後の3年間に殺到の原因は何であったか、どう思いますか?

- 私にはわからない。事実は、私たちのコラボレーションの終了後、我々は実際に話をしたということです。しかし、彼女はただ自分のために見えるかもしれません若い女の子です。この時間の間に彼女は韓国人女性のために、国ではフィギュアスケートのために尽力してきた。そして、私はそのために彼女を尊敬しています。

ザグレブ - ロンドン

キャサリンKULINICHEVA04.02.2013午前0時16分

【原文】
Брайан Орсер:
"С прошлого года я - фанат Плющенко"

Зимние виды - Фигурное катание
(中略)

- Хотелось бы спросить о вашей бывшей ученице - кореянке Юне Ким, которая в нынешнем сезоне снова вернулась на любительский лед. Вы видели ее недавние выступления?

- Да, я видел ее и на турнире в Германии, и на чемпионате Кореи. Должен сказать, был очень впечатлен. Она по-прежнему одна из лучших фигуристок мира, возможно, даже самая лучшая. И по-прежнему, когда она катается так, как умеет, Юна Ким непобедима. Кстати, я был удивлен, не увидев ее имени в списке участников предстоящего Чемпионата четырех континентов в Токио. Мне кажется, Ким было бы важно показаться на самом высоком уровне - там, где будет Мао Асада, ведущие судьи, руководство ISU. Но как бы там ни было, это ее выбор. Знаю, что на чемпионат мира в этом году она все-таки собирается. Уверен, она будет к нему готова и будет великолепна.

- Как думаете, в чем была причина всех ее метаний в последние три года, когда она брала бессрочные перерывы, меняла тренеров, страны, континенты, переезжая то в Калифорнию, то в Сеул?

- Не знаю. Дело в том, что после прекращения нашей совместной работы мы фактически не общались. Но она молодая девушка, которая, возможно, просто искала себя. За это время она очень многое сделала для фигурного катания в своей стране, для корейских женщин. И я восхищаюсь ею за это.

Загреб - Москва

Екатерина КУЛИНИЧЕВА04.02.2013 00:16
http://winter.sport-express.ru/figureskating/reviews/28399/