令和5年10月1日 | 津人のブログ

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富士宮市の病院で、夫が入院中の妻と娘を刃物で殺害し、自らも刃物で自殺するという事件が起きたが、やはり、将来の悲観により起こされた事件なのか?
娘さんの方は20年間入院しており、寝たきりで意思の疎通が難しく、奥さんまでも半年前に脳梗塞で同じ病院に入院する事になり退院の見込みもなかったとか。
このご家庭の事情については自分なんかが推し量れるものではないが、ただ、悲観的な状況になったからと言って自分の思い込みで身内を殺害するのは間違ってると思う。
善意からかも知れないが、この人は自分が何とかしなければならない、という一方的な思い込みはしばしば悲劇を生む。
夫が40年間介護した妻を車椅子ごと海に沈めて殺害した事件もそうだと思う。
自分が何とかするしかないという一方的な思い込みが、そのような結果を招いてしまう。
この人は自分が守るんだ、という意思や思い込みは時として強いエネルギーを生むかも知れないが、肝心の相手にとって一方的になってないか考える必要があると思う。