Twitter上では毎日激しい戦いが繰り広げられてて、ブログや新聞記事でも盛んに報道されていた。

 

激しくトランス差別を推進していた人たちは別として、大多数の人たちはよくわからないままに「男が女子トイレや女湯に入ってくるなんて怖い」という感じだったんだろうと思う。

 

それはデマだといくら説明があっても、トランス女性、あるいはトランスを騙る男性の犯した犯罪の海外の事例を引き合いに出して日本もいずれはこうなる、と恐怖を煽っていた。

 

当事者おきざりの法案、とよく批判されていたけれど、トランスのハンデは数が少ない事もあったんじゃないかと思う。今でこそやっと同性愛者の存在が認知され差別感情も薄れているとアンケート等には反映されているけれど、トランス、ノンバイナリーに関しては比較的最近やっと認知されてきたところ。欧米や日本の統計ではトランスの人は同性愛者と比べても数が少ない。知り合いや友人に(カミングアウトしている)ゲイやレズビアンの人がいるという人の方がトランスやノンバイナリーの友人がいる、という人より多いと思う。両方いないという人の方が多いんだろうけど。カミングアウトしずらい社会なんだろうな。

 

身近にいないし想像しずらいのがジェンダーマイノリティなんじゃないかと思う(同性愛者やバイセクシュアルはセクシュアルマイノリティ)。好きな人が自分と同じ性だったたけ、というのと、自分の性別があってない、というの、想像しやすいのは同性愛の方なんじゃないかと思う。だって、シスだった場合(出生時の性別と自認の性が一致している人)、そもそもジェンダーアイデンティティに関して考えることをしないから。

 

続く