そんな中ふと思い出したのが、小さいころ一時期、私はお母さんやおばあちゃんと手をつなぐのがすごく嫌だった時期があった。父親はそもそも家にいなかったので、嫌だと思った記憶もない。
なんで嫌なのか聞かれても、気持ち悪いとしか説明できない。何歳のころなのか覚えていないけれど、まだ背がとても低かったので、いっていたとしても小学校低学年くらいだったんだろう。
それが幼稚園での出来事に関係しているかなんて考えたこともなかったけど、今日それも話したら、関係している可能性はあるとのこと。
しばらくして突然、涙が溢れだした。
そのころの小さい自分に対して、ごめんね、という感情が湧いてきた。
守ってあげられなくてごめんね。
蓋をしてしまってごめんね。
つらい、というのとは違う、小さいころの自分がかわいそうで、涙が出た。
泣いて泣いて、家に戻って、なんか、感じることに疲れてしまった。猫と一緒に横になって、
もう何も感じたくないなぁ
死にたいわけではない。
やりたいこともたくさんあるし、私が死んだら悲しんでくれる人がたくさんいるのもわかっている。
でも、あまりのこういった出来事の多さに、感情の揺れに、疲れてしまった。
当初のカウンセリングの目的は、最近のトラウマと、レイプに向き合って乗り越えること。でも今日のカウンセリングで、もっと根深い黒い箱を見つけてしまって、圧倒されてしまった。先は長い。