マシュマロボイス 上宮菜々子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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マシュマロボイス 上宮菜々子


uemiya


北京五輪も盛り上がってきた所で、当ブログが熱烈に支持する守本奈実
いよいよBS1に五輪スタジオキャスターとして登場することになり、

是非とも全国のアナ☆ヲタの皆様には注目していただきたい所だが、守本が

NHKに入社した2004年に、テレ朝に入社したのが上宮菜々子である。現在

テレ朝の地デジ推進大使として同局の顔として活躍している。


守本が高音域でしなやかに力強く響く「スーパー・スピントボイス」の持ち主
である一方、上宮菜々子は同じ高音域でも極端にソフトで柔らかくフワフワした
特異な声質で知られる。ルックスはYAWARAちゃん系で特に美形というわけ
ではないが、非常に優しそうで地味ながら可愛らしいお姉さんといった風情
である。スタイルもそれほど良いとはいえないが、優しい顔や、フワフワした
声質ととても調和しており、テレ朝一の「癒し系」アナといっても良いだろう。


英語やスペイン語が出来るし、原稿はバシっと読めて、ミスが少ない。
機転も利くし、淀みなく担当コーナーを進行する姿は、非常に頼もしい。
ニコニコしてはいるが、決して調子にのってはしゃいだり、泣いたりすることは
ない。どちらかというと優等生アナであり、もしもモデルみたいなルックスなら
イヤミに見える可能性があるが、見た目が素朴で癒されるタイプであるため
好感度が非常に高く、女性にも男性にも人気がある。


彼女のフワフワした声質は、「マシュマロ・ボイス」と言われることがある。先述
したように高音域で非常に柔らかいところからそう名づけられているのだが、
いささか声質が軽すぎて、羽根みたいに飛んでいってしまいそうな所がある。
重厚さがないので、シリアスなニュースや、堅い話題に向かないという難点が
あり、キャラクター自体は地味で報道向きではあるものの、声質のせいで
ニュースキャスターに抜擢しにくい所があると思う。その代わり、芸能エンタメ情報
には比較的向いていてワイドショー等の説明役はそのカワイらしい笑顔とあわ
せてぴったりハマっている。


テレ朝の同期女子が、ミュージックステーションで活躍している堂真理子

はじめて上宮と堂を見たとき、「似たような顔だな」と私は思ったものだが、

実はキャラクターもアナウンススタイルもかなり違うことにすぐに気付かされる。

どちらも清純系・癒し系がウリだという点では共通しているが、いかにも

カマトトブリッコな感じの堂と違い、上宮はいつもナチュラルな笑顔、語り口で

安心して見られるところがある。


2004年のキー局入社アナは、
NHKが女王守本をはじめ、井上あさひ鈴木奈穂子etcがいて、
日テレが脊山麻理子、TBSは採用なし、フジテレビが斉藤舞子高橋真麻
テレ朝が上宮と堂で、テレ東が、松丸友紀滝井礼乃。私のなかではスター揃い
の年次だと思うが、アナヲタの間では比較的、地味な入社年と言われている。
しかしながら、じっくり観察してみると、2004年組は堂を除いて、全てが
「美声アナウンサー」であることにお気づきにならないだろうか。斉藤や脊山は
まだ紹介していないが、この両名は意外にもスピント声を持っており、見た目とは
裏腹に、なかなかの美声アナであることは案外知られていない。
全国的に華々しいのは、2001年や2003年入社組だと思うが、2004年アナにも
アナヲタはもっと注目してもらいたいものである。