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2007-05-29 20:00:34

■No Country For Old Men

テーマ:映画

■No Country For Old Men

●日本でも邦訳されているコーマック・マッカーシーの国境三部作「すべての美しい馬」(All the Pretty Horses)、「越境」(The Crossing)、「平原の町」(Cities of the Plain)に続く、アメリカでは7年振りの著書「No Country For Old Men」を原作に、ジョエル・コーエン&イーサン・コーエンによる同名の映画がカンヌ映画祭で上映された。
映画の舞台は、1980年のテキサス南西部。リオグランデ近くで狩りをしていたルエリン・モスは、荒野に散らばった死体、そして死に絶えようとしている男をトラックの運転席に見る。壊れたガラス窓。弾丸の痕…そのトラックの荷台に何が積まれていたのか…ヘロインの山、さらに200万ドルの現ナマを発見!。






金を盗むモス。それからどーなるのか…モスは、ヘロイン密売の麻薬組織が放った特殊部隊の元工作員ウェルズに狙われる。さらに異常な精神状態のわけのわからぬチグールという不可解な男につけ狙われる。当然、現場を調査した老保安官ベルもまたモスを追ってくる。

昔の西部劇なら賞金稼ぎ。それが今や不可解な背景を抱えた殺し屋が西部を歩く…老いた保安官にはそれが苦々しい。自分たちの領域を侵す、この場に不釣合いな男達の存在が許せない。一方、追われる男の苛立ち、追う側のキャラクターの有り様にも釘付けになりそうだ。






ここで描かれる筋立ては見てのお楽しみ、だ。
原作に従った事の運びの中で、コーエン兄弟がキャスティングしたユニークな役者が独自のスタイリングに演出を加味されて、スクリーンの中で渋く、浅はかに、頓着しない会話と行動で示すのは人間のつまづきと乾いた哀しみと苦笑なのか。

変なことが散らばっている、な。ハビエル・バルデム…充分に変だもの…見らずにおらりょうか。どこに引っかかるのか、ふ~っと息抜きをどこに咬ませたのか、コーエン兄弟のお手並み、久しぶりに見たいぞ。
ジョシュ・ブローリンが物語の発端を担う。ここでいい役をいただいただけに今後の道がまた開けた。「アメリカン・ギャングスター」にも出るんだと。老警部に扮するのは、トミー・リー・ジョーンズ…「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」が浮かぶよね。タガが外れた殺人者にハビエル・バルデム。見ものでっせ!







おいおい、何持ってんだ…か







イーサン・コーエン監督は、小説の映画化ということで、原作の持つユーモアを映画の中に入れ込んだつもり、だそうだ。コーエンスタイルの脚色は抑えた、ということか。
日本では特に分かりづらかった内容の「The Ladykillers」の後だもの…頼むよ、てなことです。ちょいと期待してしまうぞ。
さて、本作の原作者コーマック・マッカーシーの作品の映画化といえば、コーエン兄弟にもご縁が深いビリー・ボブ・ソーントン監督作がある。マット・デイモン主演の「すべての美しい馬」だ。で、2009年には「Blood Meridian」をリドリー・スコットが映画化、だそうだ。マッカーシーの本の映画化とアメリカの向う先はどうシンクロしているのか、な。(2007年/製作国アメリカ/アメリカ公開2007年11月9日/日本公開2008年だな)


▲Trailer


▲5clip


▲Official site

●Directer&Screenwriter:Ethan Coen イーサン・コーエン
  Joel Coen ジョエル・コーエン
●Cast:Josh Brolin ジョシュ・ブローリン Tommy Lee Jones トミー・リー・ジョーンズ Javier Bardem ハビエル・バルデム Woody Harrelson ウディ・ハレルソン Kelly MacDonald ケリー・マクドナルド Stephen Root ステファン・ルーツ Garret Dillahunt ギャレット・ディラハント Beth Grant べス・グラント Carla Jean カーラ・ジーン
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2007-05-19 14:24:05

■ゾディアック Zodiac

テーマ:映画

■Zodiac

●こーゆー物語は、欲を出さずにただただ役者を見にいくといった回避策を取るのはツマラナイな~と覚悟して見たい。未見のままアップし続けているのは、日本語サイトの余計な情報を見ないままに映画館に行きたいからだ。行って悔やむも、嬉々として出てくるも単なる映画ファンには最適なり~。で、良かったら公式サイトとやらを見始めるってことでさぁ。そこで未だに日本サイトを見ていないもの多々ある。まんま、そ、見ないまんま終わるかな。









「Zodiac(ゾディアック)」は、面白い題材。俳優もいい。そのコンビネーションも良さそう。監督も…誰もが言うかもしれんが「セブン」だもの。数々の話題CFやMTV、映画「エイリアン3」「セブン」の監督デヴィッド・フィンチャーのクライム・サスペンスが如何なものか。公開後全米2位止まりで、下降したがこの類はタイトな締めさえあれば良しとしよう。

物語は、1966年から1978年にかけてサンフランシスコ近辺で起きた未解決の「十二宮連続殺人事件」(翻訳邦題)に基づいた原作を映画化。調べてみるとこの事件は、現段階でも判明している事件だけでも5件で7人の殺害を起こしているというが、実際の殺害は37人を超えるとの予測も成り立っていると不可解極まりない。何故食い違うのかといえば、犯人の殺害告白の声明があった。しかし、その全貌はいまだ判明せず、のまま。











この事件で未だどこぞに潜んでいるやもしれん殺人犯の挑戦的な点は、12星座の記号を使った暗号文にはじまり、不可解な謎解き、犯人しか知りえない犯行声明文を新聞社に送りつける、のだと。そこからこの犯人は「The Zodiac Killer」(ゾディアック・キラー/十二宮連続殺人事件)と呼ぶようになっている。
先ごろ映画化された「ブラック・ダリア」同様に、迷宮入り(2004年)事件として犯人は現存(生存)の可能性を持つ。 映画はこの事件に取り憑かれたように翻弄される男達を中心に描く。中でも実際に「Zodiac(ゾディアック)」から送られてきた犯行声明文に興味を覚えたことから、やがて家族から見放されてしまう程徹底的にこの事件にのめり込んでしまう風刺漫画家(新聞)ロバート・グレイスミスが事件を調査し書いた著書が原作。












キャストは、著者であったロバート・グレイスミス役にジェイク・ギレンホール。彼の仕事仲間ポール・エイヴリー役にロバート・ダウニー・Jr.。チェーンスモーカーでアルコール依存症らしき新聞記者を演じている模様。サンフランシスコ警察の刑事役にマーク・ラファロ、昨今TV畑でも名が売れた模様のアンソニー・エドワーズ。弁護士メルディン・ベリー役にはブライアン・コックス。
脚本はジェームズ・バンダービルトであり、フィンチャーが意図した方向…本作は殺人者「ゾディアック」を暴くのではなく、この事件の解明に取り憑かれた男たち…特にロバートとポール、そして刑事を追いながら、その背後に潜む殺人者の影をどう印象付けるのかが技なのかな。












映画は、フルデジタル撮影。監督デビッド・フィンチャーは本作以降、フィルムでは映画は撮らないのだという宣言。カメラはガス・バン・サント作「ジェリー」「エレファント」「ラスト・デイズ」等を手がけ、フィンチャーとは「ゲーム」で組んでいるハリス・サバデス。確かにフィンチャーが望んだ映像がふんだんに繰り広げられている模様。人物、背景、衣装、小道具に至る細部にわたり、質感や色味も時代感覚はシャープなのだが、2時間半を超えて見終わった時にどんな気分になるのか、それはそれで楽しみではあるよ。(アメリカ/製作国アメリカ/アメリカ公開全米公開 2007年3月2日/日本公開2007年6月19日)


▲Trailer


▲All Trailer


▲Official site:Japan


▲Official site

オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:David Fincher デビッド・フィンチャー
●Screenwriter:Jamie Vanderbilt ジェームズ・ヴァンダービルト Robert Graysmith ロバート・グレイスミス (novel:Zodiac Unmasked: The Identity of America's Most Elusive Serial Killer Revealed)
●Cast:Jake Gyllenhaal ジェイク・ギレンホール Mark Ruffalo マーク・ラファロ Robert Downey Jr. ロバート・ダウニー・Jr  Anthony Edwards アンソニー・エドワーズ Brian Cox ブライアン・コックス Elias Koteas イライアス・コティーズ Donal Logue ドナルド・ローグ ジョン・キャロル・リンチ ダーモット・マローニー
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2007-05-18 19:08:30

■カンヌ映画祭③

テーマ:映画祭

■カンヌ映画祭③

●既にアメリカでは公開された映画「ゾディアック」。日本はいよいよ6月16日公開予定だと聞いていたが、カンヌに出品なんですと。この際、いじっちゃいます。
映画のキャスティングの中ではジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロと共に、キーポイントにいたロバート・ダウニーJr.の姿は、今年のカンヌでは見られないのだろーか。ジェイクもマークも巧い、んだがこーゆーイベントになるとダウニーの存在は花です。この映画に関しては、カンヌ入りした女優に花がない…、ダウニー欲しいとこ。
ま、スクリーンで役どころを演じてくれりゃOKてのも俳優の仕事ですから、そう多くを求めても、ね…「ゾディアック」は女優が競う映画ではない、しね。
さて、カンヌ入りのマーク・ラファロ、カミさん同伴で嬉しいやね~。ピース、ピースって鳥も鳴くかい~♪(失礼)。で、彼にしては今回は結構な役どころです。巧いのに役に恵まれない…苦節…の御仁だったですが、良い映画にキャスティングされてきたデスね。この先も健やかで頼もしい、良い人柄です。
ま、「ゾディアック」の中身はまた後日、ってことで、ここはギャラリー。ちょっと地味目な気がしたんですがね…おっと映画の内容からでしょうか…相当なツワモノ(いや恐者?!)が集まっていた模様。しっかし、笑顔を見たことがなかったジャック・ベルジェスをここで、それも満面の笑みで見られるとはちょいとビックリでした。

Zodiac(ゾディアック) Premie...Photocall









ソフィー・マルソー、ヤスミン

左:カンヌ映画祭超支援企業デ・グリソゴノ!の社長ファワツ・グルオジ&ショパール副社長キャロライン・グルオジ-ショイフレ夫妻の登場。右:メリタ・トスカン・デュ・プランティエ

 
80歳を超え、このご時世にこの笑顔!ジャック・ベルジェス(左)まで登場とは参りまスた。にしても出席者のチョイスは「ザディアック」ならでは、なのか。右はフランス労働総同盟ベルナール・ティボー総書記。
※あ、追記です。。ジャック・ベルジェスはカンヌ映画祭ある視点部門「L'avocat de la terreur」があったんであります。


リック・ユーン、アマンダ・スターン


シャーリー・ブーケ、アレクサンダー・シディグ


化けてナンボの俳優稼業、いよいよ炸裂トニ・コレット姐参上!
真っ赤なルージュのコレット姐!「Zodiac」の主役をも食っちまいました。

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