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こちらの花生は、加藤幸兵衛さんの古い作品です。

茶花でなくても使ってしまっています。

 

堀内宗心宗匠の花押のある曳舟のお茶碗があります。

大徳寺 大綱宗彦和尚の

「引人も引かるる人も水の泡の

浮き世なりけり淀の川舟」

 

ここから曳舟の絵が来ていると伺ったことがありますが
 

船を引く人も
引かれている人も
結局泡のような一瞬のこの世の時間においては

変わらないよ
そんな意味に私は捉えました。

一見
凄い人に見えても
それはバランスによって保てているわけです。

 

自分が自分であり続けることが
もっとも良いバランスで
誰かになろうとしたり
自分以外のものになる必要など
全くないような気がするのです。

 

日常思っていることが

ふと禅語と重なることがあると
自分の良い様に勝手にとらえているだけですが
これで良いのだと

安心できます。

禅のある生活が好きです。
お茶から出会えたご縁にただただ感謝です。

 

ミルクレープとコーヒーがとても好きな私が
お茶をしているわけは
そこにあります。

「椿の会」はじめての茶道@名古屋