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今日は月釜でした。

椿の会からもたくさんの生徒さんが参加してくださり
お顔を見るだけで嬉しかったですよ。

テーブルスタイル茶道で最近繋がった方々も正座のお茶にお出かけくださりありがたかったです。

今日は平棗でしたので
お茶のはき方が難しかったです。

暗闇の茶室で重さだけで歴代の楽が分かるようにならなくてはいけないと師匠の言葉が心に残りました。

午後からは同時刻にテーブルスタイル茶道講師の高野麻衣子さんによるお茶会がありましたが、大盛況に終わりましたとご報告がありそれもまた嬉しかったです。

お点前以上に水屋が勉強になります。

人の姿で学ぶことばかりです。


とにかく皆寒い中、一番大変だろう仕事を我さきにとやりたがります。
外の草履とりや、お茶碗洗いなど冬の茶会では辛いのですが
みんな自分が一番に動こうとするその姿勢に本当に感動します。

なんのアピールもせず、一番大変な地味な仕事へ足が向く方ばかりです。すごく優しいです。人のことばかり心配してくれます。

あるものをあるべき場所へ返すことで
忘れ物が出なかったり、先を読んで準備することだったり
まあいいかで済ませず、

お茶をはるタイミング、量

湯加減、

茶碗の温かさ

出すタイミング

全てにかなりこだわっております。

お菓子器にぎんなん餅がくっつかないように

裏ではひとつひとつに刷毛で粉をはたいて器にのせていました。

そういうこだわりを目にすること
そうして一服が自分の前に運ばれることに
もっともっと尊い気持ちになります。

人の優しさが身に沁みる

という表現がありますが
寒い中だからこそ
身に沁みます。

身に沁みると心はあたたかいです。
そういう思いやりある社中に恵まれ
椿の会の仲間にも恵まれ
ありがたいなと
言葉が染み出ます。

 

ご縁のある皆さまにも
あたたかい染み入るお茶を届けたいと思います。

優しい人が大好きです。

 

「椿の会」はじめての茶道@名古屋