かっぱ橋商店街の下町七夕祭りにいってきた | 文藝PIERROT

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サブカルに光あれ



かっぱ橋商店街の下町七夕祭りにいってきた。ギラギラと太陽が照りつける猛暑の中、歩いていると汗が噴出してきて、「夏だぁ…」と体で夏を感じた。


ヨーヨー釣りや金魚釣り、そして道の両端には巨大な七夕飾りが揺らいでいた。風に吹かれてたなびく姿はクラゲのようで、なんとなく涼しげだった。



それにしても巨大な飾りだ。色んな趣向が凝らされた七夕飾りはかっぱ橋商店街のあちこちに設置されており、お祭り気分を盛り上げてくれていた。



屋台の中には生ビールを売り出す露店も少なくなかった。汗をかきかき、ビールを呑んで、ほろよい気分で祭りの喧騒を楽しむのも乙なものだ。なんとなく歩いていると、人だかりがあった。なんだろうと覗きこんでみると、少女たちによってフラダンスが披露されていた。



出し物はフラダンスだけではない。和太鼓や紙芝、歌謡曲なんてものもあった。絵かきや飴細工なども目を楽しませてくれる。田舎の祭りにはない出し物がここにはあった。さすが下町祭りである。なんでもありだ。




他にも江戸時代のじゃんけんと呼ばれる、東八拳や弾き語りもあった。切子も安く売られており、ちょっと気になった。他にも安売りされている屋台は多くあり、商店街だからこそなのだろうかと感じた。


折角なので、出店でかっぱ一本とイチゴ味のかき氷を食べた。かっぱというのはきゅうりだ。きゅうりの一本漬けが売られているのである。和歌山ではそんな出し物はみたことがなかったので不思議な気分になった。

来年もまた、訪れてみたいものだと感じた。それにしても夏だ。


(元弥きと/Twitter)