こんにちは
宇円由聖です
クリスマスも終わってあっという間に年の瀬ですね。
今いる職場も、あと3日の勤務となりました。
先週から、理学療法士として担当している利用者様方に今年いっぱいで僕が去ることをお伝えしているのですが、びっくりというか、心が震える体験をしました。
今まで、病院内での移動や、転職など担当が変わることをお伝えする機会は何度かありました。
そのたびに、残念がられたり、反発があったりしてきました。
今回も、ある程度の混乱は覚悟していたのですが、
今回、担当している方々が口にされたのは感謝のことばばかり。
一瞬、暗い顔をされた方もいましたが、担当させていただいた1ヵ月から6ヶ月間のことを振り返られ、自分の体がこんなに良くなったといわれて、感謝していただき、その上、エールまでもらってしまいました。
胸の奥がジーンとする何とも言えない感動。
担当させてもらっている方々の幸せを考えた時、
一人ひとりが、自分で幸せを見つけて進んで行くという意思を持つことが必要だと考え、その為のかかわり方をしようと決めて、一人ひとり時間をかけ、僕が持っている技術や知識を総動員してきました。
それが、職場組織の考え方と合わない部分もあり、たたかれることもしばしばだったのですが、直接担当させていただいた方々にそういう想いが伝わっていたんだと実感。
なんだか胸の奥があったかくなるようなそんな感じがしました。
リハビリの現場では、治療者に依存的になることが多いのですが、今回担当させていただいた方々は、僕のことを一緒に頑張ってきた同士。
そんな風にとらえてくれていたのかもしれません。
最後に、こんな温かく送り出してもらえる。
ホントに感謝です。
組織のいう通りにはできない自分。
組織にとっては不適合者なのかもしれません。
ただ、組織の都合を優先していたら、
こんな嬉しい思いはできなかったようにも思います。
自分の在り方として、何が一番大事なのか
も少し考えてみたいと思います。