急に寒くなりました。やっと冬らしくなりました。そろそろ、しもやけができる季節です。

こんな時期は、切干大根を作ってみませんか?


なんて、まったく脈絡の無い話ですが(・・。)ゞ


大根を細く切る道具ですが、大分県の北部地域はこんな道具を使います。



     kiribosi1


一見羽子板の様ですが、杉の板にステンレスの刃を取り付けています。コレで大根を細く切ります。

全国的には刺身のツマなんかを作るときに使う「ベンリナー」と言う替え刃式のカンナの様な道具が一般的ですが、この地域ではコレしか売れません。と言うより、この地域の方々は、切干大根はコレでしか作らないようです。ですから、県外の方に見せると何の道具か解らないそうです。


刃の部分はこんな風になっています。


     kiribosi2

以前は、県内1の杉産地「日田」で作っていたようですが、今は作る方がいなくなって、兵庫県の方で作ってもらっているそうです。といっても、ほとんど手作りですので数がありません。季節の前に予約を入れとかないと入荷しません。季節中でも在庫がなくなれば終わりです。


ホームセンターはヤッパリ地域密着じゃなきゃできないですね。


さっつ お仕事 お仕事!





アラジンに続いて暖房機器優れもの第2弾!

 

          dakuto
ファンヒーターの噴出し口の前にこのダクトを設置してその温風を別の場所まで噴出す道具です。

物としては何のことはありません。換気扇の排気ダクトに塗装をして、スタンドを同梱したものです。

 

           

この絵の様に(見にくいかな?)コタツの中に吹き込むと、コタツは電気を使わなくても熱い位です。

足元だけを特に暖めたいときなんて、机の下に噴出せば、頭寒足熱で受験生には持って来い!

移動の出来ないFF式ファンヒーターの温風を隣の部屋へ、なんてことも出来ます。

この商品は、北陸あたりでは普通に売っているそうですが、この九州ではあまり目にしません。

新潟の方から教えてもらった秘密のヒット商品です。、、、、って公開したら秘密じゃないかも?


まあ、寒さ対策は寒いところの人に聞けってのが一番正しいですね。


この大分でも昔は雪がかなり降ったようですが、今はほとんど降りません。


最近は5cmも降れば学校の始業時間が遅れるくらいです。


地球温暖化の影響がこんなところにも出てるんですね。


ん~何か考えなきゃ!


まずは、寒さに耐える訓練をしよっかな?


さっつ お仕事 お仕事!




アラジンと言えば、、、「魔法のランプ」と思いつく方、ディズニーの「アラジン」を思いつく方。年代によって様々だと思いますが、ホームセンターでは違います。


          「アラジンのストーブ」です。


        arajinn
     このストーブを見て懐かしいと思われた方へ!


 コレは現役の今年度の製品です。製造開始は70年前で、その後耐震装置やガードが追加されてきましたが、基本部分はまったく変わっていません。

 昔の部品がそのまま使われているという優れものです。構造が簡単なので壊れません。

 芯の交換も1種類の棉芯のみで迷いません。

 完全燃焼に近いので炎の色がガスのように「ブルー」です。普通のストーブは赤かきいろですよね。

 本当によく出来ている製品です。コレまで当店では販売したことが無いのですが今年思い切って仕入れてみました。(父や古い従業員に聞くと昔は売ってたそうです)

 価格もすごいです。国産ストーブの3倍はします。

でもいい物はヤッパリいいと思います。


この良さをどうやって解ってもらおうかと今思案中です。


もし、来春まで売れなかったら、、、、、、


言い出しっぺの、、、、、、、、


責任とって、、、、、、、


買う?


さっつ お仕事 お仕事!


 国東半島にはイノシシがいます。って言っても「当たり前じゃー」と怒られそうですが、意外と民家のすぐ近くにいます。かぼちゃ、すいか、じゃが芋、あれこれと食べ散らかしていってくれます。


 田んぼや畑の周りに「電柵」(12vの直流電流を流している柵です)をはって防いでいますが、これがなかなか。飛び越えて入ってくる不届きイノシシもいて皆さん頭を悩ましているそうです。

 でっつ簡単に作れる柵を見つけました。


 その名も「けものがえし」  簡単でしょ! そのものずばりでしょ!


           kemonogaesi2

構造はいたって簡単。これをパイプや竹の先に取り付けて、ネットを張り巡らせるだけです。



           kemonogaesi1


 高さは1m位が良いでしょう。 彼らの視点はかなり低い位置にあります。 その視点から、このオーバーハングをしたネットを見上げると、ちょうど頭上にあるように見えて


           「とても飛び越せんわい ( ´(ェ)`)」


とあきらめるそうです。   この斜め具合が優れモンですよ!


 この地域はイノシシの被害が多いので、害獣駆除の休猟期間が無くなったそうです。でもハンターの方々がいくら獲っても減らないそうです。 


私も「標的射撃用空気銃所持許可免許」を持っているので、猟銃に切り替えるように勧められるのですが、狩猟はちょっと、、、、、 (´□`。)   紙の標的のほうが面白いです。 来月は県体出場がありますので練習しなきゃ!


   さっつ 練習!練習!


あらッッ  違った!  これからも時々、必殺遊び人店長の趣味も公開しちゃいます。


   さっつ お仕事! お仕事!



 

そろそろお盆の季節となりました。お盆といえばこの地域では盆踊りが盛んです。

今年は、商店街道路拡幅完成の記念で商工会主催の盆踊り大会もあるそうです。

「皆さん降るってご参加してください」とのことです。


さて、盆踊りといえば太鼓。太鼓といえば「バチ」が必要ですが、これがなかなか売ってないそうです。

というより、適当な太さと長さの物が無いそうです。


          「無いものは作る!」


というわけで、作りました。頼まれたときは2~3本かなと思って「材料さえあれば作りますよ!」って受けたんですが、持ってこられた材料がなんと30本 (。>0<。)


そこで引っ張り出したのが 「木工旋盤」です。


           旋盤1
角材 (ここでは桐の木のバチがほとんどです)をバイスに咥えて削ります。


               旋盤2

少しずつ削ります。欲張ると木工バイトが弾かれて怪我をします。

ここは木工職人の気分で気の済むまで手の疲れるまでタンネンに仕上げます。


納得のいく太さと正確な円柱が出来上がったら、角を丸めてペーパー仕上げにかかります。最初は#80で荒削りをし最後は#240まで回転したまま磨き上げていきました。


              バチ

ん~ 我ながら良い出来ばえです (‐^▽^‐) バチ作りに完璧にはまってしまいました。木工旋盤は楽しいですね! 次はお椀に挑戦しよっかな?


実は、高校生の頃も作ったことがあります。天神祭りの太鼓のバチです。勉強部屋でとナイフを使い3日くらい掛けて作った覚えがあります(勉強してる振りをしながらですが、、、)

その時にカッターナイフで親指の付け根をザックリ切ってしまいました。が、こっそりやってるんで親にも言えず、必死で止血をして事無きを得ましたが傷は今でもしっかり残っています。

今回は道具のおかげで怪我も無く、目出度し目出度し。ん?このバチは代金はどうなるんだろう? 御供え?


  さっつ お仕事!お仕事!