2021年2月8日(日)、私は背中の軟部腫瘍の手術後、医師の許可をもらい早々と退院し、自宅療養に切り替えました。
その帰宅途中の車中で妻からショートステイに預けた父が初日の夜にベットから落ちてしまったという報告を受けたのです。
父は就寝時間になり介護用ベットで寝ていたのですが、おそらく夜中に目が覚めたのでしょう。
いつもと違う様子に戸惑い、助けを呼んでいたのではないかとなんとなく想像できます。
その後、唯一、自由が利く上半身を必死に動かしているうちにベットから床に落ち、暗くなっている部屋を上半身の力だけで這いつくばって動いているうちに何か固いものに頭をぶつけてしまい額と頭に出血をともなう傷を負ってしまったようです。
幸い、見回りの職員さんが気づき、救急車を呼び父の通っている市民病院へ搬送、施設から連絡を受けた家族もすぐに病院にかけつけて合流したとのこと。
幸い父の傷は外傷だけで済み、大事には至りませんでした。
家族もこれから手術を受ける私に心配はさせまいと私には連絡しなかったとのこと。
退院の翌日、私は心配で施設に行きました。コロナのため父とは面会はできませんでしたが、施設の方からは謝罪と今後の対策をお互い確認をして、引き続き私が自宅療養している間はお世話になることにしました。
2月8日に帰宅し、父が戻ってくる12日までの5日間ははじめは自宅で過ごし、最後の2日間は河原を散歩したり、ちょっとショッピングに出かけたりして自分のために久しぶりに時間を使わさせてもらいました。
そして、12日夕方、おでこにガーゼあててテーピングをした父がショートステイから自宅に帰ってきました。
母と一緒に玄関で出迎えて「お父さん、お帰り!」と声をかけると父も安心したようで「ただいま!」とスマイルで応えてくれました。
職員さんからは施設での父の様子と怪我をさせてしまったことへの再度、謝罪を頂きました。
職員さんが帰られた後に父に「施設どうだった?」と聞くと「大変だった。やっぱり我が家が一番」と話してくれました。
しかしながら父には悪いのですが、たまたま自分が手術をし、入院・自宅療養をすることで介護から離れて自分の時間を持てたことがこんなにも大切なんだと私は感じました。
母も父がショートステイに行っている間はゆっくり休めたようで表情がいつもより朗らかに見えました。
さて、翌日の2021年2月13日から再び私と母との休むことない父の在宅介護生活がスタート。
ニュースや新聞では毎日のように「介護施設でコロナのクラスターは発生!」という文字を目にする日々。
今回のように私または母がどうしても介護ができない状態にならない限り、この時は気楽にショートステイを利用するという感じではまだありませんでした。
今日はここまでにします。