今日は在宅介護中のお話ではなく、現在入院中の父との面会についてです。
父は昨年2022年9月10日から今日現在までずっと入院生活を送っています。
当然コロナの影響で院内感染を恐れ、病院は緊急事態でない限りは、家族であっても面会できないのは常識でした。
当初、父はかかりつけの総合病院に入院し、パーキンソン病症候群からくる嚥下機能の低下から鼻から管を通しての栄養補給や投薬をするなどの治療を試みていたのですが、残念ながら2カ月経過しても回復の見込みがないということで総合病院から長期療養型の病院に転院せざるを得なりました。
ただ、転院する際に家族が同伴することができるため、父と2カ月ぶりに対面するチャンスが来たのです。
転院当日、病室近くの簡易的な待合室で数人の家族で父を待っていました。
しばらくすると移動式ベットに横たわった父が病室からエレベーターホールに運ばれてきましたが、鼻に酸素用マスクをして口元にもマスクをした状態で顔色や表情は読み取ることもできない感じでしたが、目は開いていて駆け付けた家族の声掛けになんとなく目で答えていた気がします。
その後、転院先の病院へ介護用タクシーでベットごと移動しましたが、移動先でも緊急でない限りは面会は不可でした。
ただ、この時対応して頂いた看護師さんが本来病室には家族は入室できないのですが、その時はたまたま病室が父だけだったので「少しならいいですよ」と付き添ってきた私と母の入室を認めてくれたのです。
転院先での父はマスクはすべて外していたので父の表情を見ることができました。父は私達をじっと見ていましたが、言葉を発することはなかった。ただ母が「あなた、またね」と言うとニコッと笑ってくれたのです。
ほんの数分間の面会でしたが、貴重な時間でした。
その後は病院のルールにもとづいて父との面会はできなくなり、定期的に病院に電話をかけたりしながら父の様子を看護師さんやリハビリ担当の方から聞くしかありませんでした。
ただ1度だけ、入院して1ヵ月後くらいにリハビリ担当の方が「タブレットをお持ちなら動画を撮影してもいいですよ」と言ってくださり、父の病室での様子を動画に撮ってくれました。
すっかり髪が伸びてしまい、少し痩せてしまっていましたが元気そうではありました。
そして時は過ぎ...
コロナがやっとインフルエンザレベルと同じ感染症5類扱いになることが決まり、世の中はほぼコロナ前の状態に。
当然、病院も制限はあったとしても面会のルールは多少緩和されると期待して、病院に確認の電話をしたところまだ緩和する予定はないとの返答。
このままでは緊急事態が発生しない限り、父に面会はできません。
私の電話に応対した看護師が私の口調から察したのか「面会はできませんが、先生から直接お父さんの容態について伺ってはどうですか」との提案がありました。
私の頭の中で、先生と会えるなら先生から父の現在の病状を聞くことはもちろん、病状が悪化しているようであれば面会できないかを尋ねようと思ったのです。
4月20日、医師との面談当日を迎え、私は母を連れて病院に行きました。
そこで受けた医師からの話は父は肺炎を起こしていて、発熱を繰り返していることや肺に水も溜まり始めていることなどの報告を受けたのです。
こんな話を聞いて、「はい、わかりました」と言って素直に帰るわけにはいきません。
私は「先生、父と面会はできませんか」と尋ねると「いいですよ」との返答。
医師がいいと言えば看護師さん達はだめとは言えないようで面会用のフェイスマスクを用意してくれました。
ただ看護師さんからは「面会は1人5分間で別々に病室に入って下さい」と言われストップウォッチを渡されました。
(やっと父に会える)
まずは私から父に会いに行ったのです。
ベットの上、父は眠っていましたが、呼吸というか寝息というか耳に聞こえるくらい荒い状態でした。ただ髪の毛は短髪にかっとされていて顔色も思ったより良かったとその時は感じました。
「お父さん!わかる、起きて!」と私は何度も何度も声をかけましたが父は起きてはくれませんでした。
次に面会した母も付き添って下さった看護師さんが声をかけて起こそうとしたそうですが残念ながら父は目を開けてくれなかったそうです。
この時は面会が許されたことにとても感謝しましたし、やっと父の顔を見れたことにホッとしました。
とは言え、面会ルールは今まで通りのまま。このままでは父が急変しない限り、面会はできません。
そして昨日5月1日、GWの連休になる前に父の様子を確認しておきたくていつものように病院に電話入れたのですが...
続きは次回にします。