ラジオ日本SWEETの月曜日は
毎週、映画をご紹介してます!



1月24日月曜日にご紹介したのは、
1月29(土)より公開の映画
『誰かの花』です!
スタジオには奥田裕介(おくだ ゆうすけ)監督に来ていただきました!



あらすじは
鉄工所で働く主人公のは、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・と
父に振り回される母・マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れます。
強風吹き荒れるある日、団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃する
事件が起こります。
父の安否を心配して慌てたでしたが、父は何事もなかったかのように自宅に。
しかし、自宅のベランダの窓は開き、の手袋には土がついていることに気づき、
一転して父への疑いを募らせていく。
「誰かの花」をめぐり繰り広げられる偽りと真実の数々。
それらが亡き兄の記憶と交差した時、が見つけたひとつの〈答え〉とは…
というお話です。

登場人物たちの、些細な言動に何度も心を動かされ、
そして考えさせられました。
誰もが加害者にも被害者にもなり得ることで、
他人事では終わらせられず、映画が終わった後もずっと考えさせられましたが、答えは出ず。

本作は、昨年 30 周年を迎えた映画館、
横浜シネマ・ジャック&ベティの企画作品として作られたそうですが、
奥田監督は
J&Bに小学生の頃からお母様と通われていて、「本当に光栄でしたし、自分でいいの?」という想いだったそうです。
お母様と地味なイラン映画や台湾映画を観ては、考察を語り合ったのが自身の映画の原体験なのだそうですが、
こちらの映画もお母様が見てくれて、感想を監督に話してくださったそうです。息子さんの作品を想い出の映画館で観たお母様の気持ちを考えると私まで嬉しくなってしまいました!
そして
実力派俳優から今後の活躍が期待される若手俳優まで幅広く出演されていますが、
現場の雰囲気はベテランの吉行和子さん、高橋長英さんがどっしりと、且つ、柔らかに場を作り、
その中で主演のカトウシンスケさんが座長として空気を作っていて、共演者はもちろん、スタッフ各部が挑戦できる現場になっていたそうです。

「人がどう葛藤して、どう生きるかを描きたかった」という奥田監督。

高齢者が加害者となる事故が後を絶たない近年。本人に悪意がない場合、目の前で起こる悲劇に、近くにいる家族はどう向き合えばいいのかを考えながら
是非観てください!

ラジオ日本SWEET‼︎月曜日の映画コーナーでは、
鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししていますので、是非聞いてくださいね🎬




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