9月7日(土)新潟グランドホテルで第2回新潟厚生連整形外科医会が開催されました。県内にある厚生連の病院、そこで働く整形外科医が集まり、ディスカッションや意見交換、交流を目的とする会です。

 

昨年が初回で今年が第2回。第2回の今年は私が代表世話人を任され、会の内容、コンセプトなど「全部私の好きにしていい」ということで…好きにしました(笑)

 

あらかじめ決まっているのは参加する各病院からの演題募集と教授の特別講演。募集する一般演題にテーマを設けるかどうかちょっと悩みました。そして悩んだ結果、具体的な絞り込みはせず「医学より医療に関すること」というザックリしたコンセプトでの演題募集としました。医学的なテーマなら学会で語れるし聴ける。同一母体の病院間交流なら、学会ではない集会だからこそできるディスカッションにしたい。

 

興味深い演題が集まりました。

 

・大腿骨近位部骨折に対する循環器内科の協力体制の構築

  新潟医療センター 坂爪佑輔

・大腿骨近位部骨折地域連携パスの効用

  上越総合病院 渡部公正

・糖尿病性足病変 どうされていますか

  豊栄病院 吉田桂

・当院における手術室利用状況と今後の課題
  長岡中央綜合病院 矢尻洋一

・医療クラーク活躍の現状とポテンシャル、ついでに医師の働き方改革

  柏崎総合医療センター 津吉秀樹

・将来推計人口から予想する、少子化高齢化時代の糸魚川総合病院の整形外科の形

  糸魚川総合病院 山上亨

 

勢い余って教授の特別講演も無理やり医療ネタでお願いしました(笑)。教授講演も、一般演題も、どれも興味深い、面白い、質疑応答と白熱する議論に発展する濃い演題が集まり「医療縛り」は大成功、と自画自賛。

 

私自身も「医療クラーク」に関するネタで渾身のスライドを作っていきました。私の演題の発表者は一応私ですが、私が喋るのは発表の半分。途中で整形クラークに交代しクラーク自身から医師に向けて医療クラーク業務を語り、提言をしてもらうという手抜き、もとい斬新な手法にトライ。

 

強引に壇上に立たせた整形クラークY岸さん。スライド使ったプレゼンなんて未経験なのに、聴衆はみーんな整形外科医という未体験ゾーンで堂々と発表をこなしました、お見事。お疲れ様、GJでした!

 

 

私もお疲れ様でした(笑)

実はこの翌日は医学生を集めたカンファレンス参加で、私も約50分のレクチャーを担当するという大イベント。2日連チャンの発表、2つのプレゼンスライドを同時進行で(しかもどちらも妥協しない内容で)作りこむのは、いつも前日一夜漬けスタイルの私にとっては地獄の沙汰でございました。

 

頑張った…オレ…プンプン