昨日、私が講師をしている看護学校の卒業式に出席してきました。

 

 

看護学校の講師を依頼され、講義をするようになって12年(数えたらもう12年なのか…と自分でもビックリw)。毎年、戴帽式や卒業式の案内はいただいてましたが、出席したことは一度もありませんでした。

 

いつも日程や時間的に、外来や手術で病院を抜けられないのが出席しなかった理由のひとつ。もうひとつの理由は、私が外部講師で、看護学生が3年間学ぶうちの1年生の7回の講義しか受け持ってないこと。そんな私が「私、講師です。」「私の教え子たちです。」って顔して彼ら彼女らの門出に立ち会うのもちょっと違うよなぁ、という気後れがあったかもしれません。

 

そんな私が今年の卒業式に出席したのは…

 

たまたま私がフリーな火曜の午前だったこと、このブログでちょっと看護学校のことを書いたり、Facebookやアメブロで学生と繋がったりして「自分も講師の1人」という自覚が例年より高めだったこと、看護実習の2年生がうちの病棟にも来ていて交流が少しあったこと、そんなこんなで「12年も続けてるんだから出てみようかな、卒業式…。」ってな感じでした。

 

10時ちょっと前、着慣れないスーツで看護学校に着くと…同時に到着して車から降りてきた人に声をかけられました。

 

「お〜つよぽんくんじゃないか!!来てくれたの!?

 

そーゆーあなたは私が大学の整形に入局した時の医局長、U山先生ではないですか!今はここと別の国立病院機構の病院の院長で、来賓として来ていたのです。ちなみに私も「来賓」扱いされてくすぐったい感じでした(笑)

 

 

なーんか新鮮でした。出席者全員での君が代斉唱(超久しぶりに声出して君が代歌った私w)、校長(私自身もいつもお世話になってるN島病院長)からひとりひとり全員に手渡される卒業証書の授与、卒業証書を手に背筋を伸ばしてまっすぐ歩き、直角にターンして席に戻る学生達、式辞、祝辞、送辞、答辞、粛々と進む式の様子、揃った「起立」「礼」「着席」。緊張した面持ちの卒業生と在校生、そして父母。

 

大学の卒業式、オレ出たっけかな?覚えてない。大学院は証書もらっただけだし(笑)。

 

最後には卒業生が前に並び歌を歌いました。あの曲って確かGReeeeNの「遥か」…かな?すっげー練習したんだろうな〜。聞き入りました。ちょっと感動させられた。

 

うん、出席して良かったニコニコ

ご卒業おめでとうございます!