私の趣味遍歴(旅と地理) その4 関東① | 今、私が考えていること

今、私が考えていること

毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

埼玉に住んでいる私にとって関東は地元ですから、旅というほど大袈裟に書くような話ではないのですが、関東以外にお住まいの方から見れば旅です。何か参考になるような話を書ければと思い書かせていただきます。

 

まずは北関東の茨城、栃木、群馬です。

茨城県はご存じ水戸黄門のお国です。有名な偕楽園があります。

ここは梅の名所で知られています。水戸までは東京からJR常磐線の特急ひたちで1時間12分で行けます。ちなみに常磐線は仙台まで通じていますが、このルートの特急で仙台まで行くと4時間32分もかかりますから、やはり仙台に行く場合は東北新幹線です。

以前、茨城の銀行にお勤めの方から地元特産の「干し芋」を頂いたことがあります。これが物凄く美味しかった。色がオレンジ色なんです。ところで、水戸の先へJR水郡線というローカル線が伸びています。「水」というのは水戸のことで、「郡」は福島県の郡山のことです。つまり水戸と郡山を結んでいるのですが、途中で分岐する支線があります。そちらの終点は常陸太田です。実はここ、第15代将軍の徳川慶喜が余生を過ごした所。今そんなことを言われても、びっくりするくらい静かで長閑な街です。タクシーの運転手さんが言ってました「ひょっとしたらここが日本の首都になっていたのかもしれない」「でもね線路の終点の町というのはダメですよ、ここに用事がある人しか来ないですから」なーるほどね。

 

次はお隣の栃木県です。栃木県と言えば日光です。それと皇室の別荘がある那須も有名ですね。県庁所在地の宇都宮の名物と言えば餃子です。なぜ宇都宮が餃子で有名なのかというと、太平洋戦争の際に宇都宮の部隊が中国に出兵し、終戦後に戻ってきた際に中国仕込みの餃子を作って売り始めたのが由来なのだそうです。

本当に美味いです。私は家族でわざわざ東北自動車道を走って行って宇都宮餃子を食べに行きます。町の中心地に餃子ストリートがあって、いくつもの餃子のお店が軒を連ねて並んでいます。焼き餃子も水餃子も、変わり種の餃子もいろいろあって楽しめます。

 

日光の話は写真の時に触れましたので、今回は那須のことを書きます。那須は広々とした風景が広がり名峰那須岳を望みます。

南ヶ丘牧場や、りんどう湖ファミリーランドなど、いろんなレジャー施設があって家族連れで賑わいます。ここに来たら乳製品ですね。アイスクリームやミルクが本当に美味しい。今地元の町ではスポーツ施設の充実を計画していて、スポーツの町としても変貌を遂げようとしています。

 

そして最後は群馬県です。私にとって群馬県は学生時代に自動車部でラリーをやっていた時に、群馬県内をくまなく走った経験があり、とても親しみがあります。県庁所在地は前橋ですが、商業の中心は高崎市です。東京から高崎までは新幹線でわずか47分しかかりません。群馬にも美味しいものはいっぱいありますが、ここでは有名な駅弁をご紹介します。まずは旧信越本線の横川駅有名な「峠の釜めし」。新幹線が開通する前は群馬県の横川駅と長野県の軽井沢町の区間は、碓氷峠の急坂で鉄道の難所でした。そのためふもとの横川駅で特急電車の前後にEF63という、この区間のために作られた特別な電気機関車を連結して軽井沢まで運行していたのです。その連結作業の合間に、横川駅のホームでは「峠の釜めし」弁当とお茶を売り子さんたちが売っていました。

山の幸が盛り付けられた釜めしですが、なぜかここで食べると絶品なんです。

 

もう一つは高崎名物の「たかべん」こと高崎弁当には「だるま弁当」と「とりめし弁当」があります。私はとりめしが大好きです。ラリーの帰りに国道の沿道にあるたかべんのお店に立ち寄って、とりめし弁当を買いました。鳥のそぼろと卵のそぼろが実に美味いのです。

 

次回は南関東(千葉、埼玉、神奈川)です。