『月まで三キロ』 | yorimichi

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いつもの 小さな 道草 と 寄り道。

今読んでいる本は、『月まで三キロ』。

 

アイスの結晶もついついじーーっと見てしまいます。

伊与原 新さんの作品ははじめて読みました。

どうしてこの本を選んだのか覚えていないのだけど、でも、今読めて良かったな。

 

短編集なのでひとつひとつは別のお話なのですが、親子であっても、偶然出会った人であっても、また、ずっと近くにいる人も、離れてしまった人同士でも、優しい距離を保っている感じ。

 

パタンと本を閉じた後に、気持ちよく、ふつふつと色々なことが思い浮かぶ物語だなぁと思いました。

 

何だかよく分からないけど好きなことってあります。

好きな数字だったり、特に意識している訳じゃないのだけれどついつい選んでしまう色とか、好きな声とか音とか、何度でも読み返しちゃう本とかマンガとか。草花とか鳥とか(笑)。

そんな「理由なんて分からないけど、何だかすごく好き」があって、意味なんて何もないのだけれど、その好きなことの何かが、その持ち主を一番幸せにするものなのではないのかな・・・なんて、今日はちょっと思いました。

 

ふわふわ考えているだけなので、まとまりはないけれど。

伊与原さんの本、他のも読んでみたいな。

月まで三キロ [ 伊与原 新 ]