イタリアへ行きますが、台北から香港経由で先ずドイツ(フランクフルト)への旅となります。香港から深夜便に搭乗、フランクフルトまでが12時間半のフライトで早朝に到着です。時差はサマータイム期間中で6時間の戻り。
此処で数時間待機してから更にローマまで2時間ですから、台北と香港間、フランクフルトでの待機時間を除いても単純に14.5時間のフライトです。
ローマフィウミチーノ空港(レオナルドダヴィンチ空港)からローマ市内(テルミ二駅)へは鉄道で移動するつもりですが、このテルミニ駅は世界中からの観光客でごった返しており、そのためスリや盗人が多数出没する駅のようです。
何せ日本も台湾も安全ボケしている国ですから、こちらはこの種の危険な人種に慣れていません。
イタリアはトイレは便座もなく汚いとか、コンビニがなくて不便とか、観光地で長蛇の列で並ぶとか、レストランテでのサービス費用(10%)とか、列車時間がルーズだとか色々と面倒なことが起きそうです。
でも実はこれらはどうでもよくて、パスポート・携帯電話・クレジットカード・キャッシャを盗まれるほうが厄介ですね。
イタリア人(男性)のイメージはサッカーでの守りのイメージとナンパっぽいイメージしかありません。あとは随分と前に見た映画 「アンタッチャブル」でロバートデニーロが演じたアルカポネ。
確か彼はイタリア生まれでアメリカ禁酒時代のマフィアの大ボスですね。まあ、ギャングのボスは小物でもやらないようなスリとかやらないでしょうが。
そこで私はお上りさんと思われない様、アルカポネの様に黒いサングラスを掛けて少し横柄な態度を装い、あくまでも装うだけです。
そして、大声で日本語と中国語のちゃんぽんでおしゃべりでもしていれば、このひとヤバい人と思われてスリも寄ってこないかもしれません。私の防衛対策ですが、何か他に有効な手段はありませんかね??
(追記)
実は今朝方にルフトハンザ航空からの連絡で予約便がキャンセルされたとの通知を受け取りました。一瞬青ざめましたが、その後振替でスイス航空でチューリッヒ経由ローマとなりました。旅にはトラブルが付きものですが、これからも色々と起きますね!
追記:
やはり噂は本当でした。知り合いは自撮り棒の先から携帯電話を盗まれました。我々はローマ市内のスペイン広場から地下鉄に乗車した際、車内の駅名路線図に向かって“テルミニ駅、テルミニ駅”と連呼する若い女の子の集団に出会いました。連れは不意に其方の方向を向いた瞬間です。多分私が一緒だと思わなかったのでしょう。ドアの左右に陣取る如何にも怪しい目つきの小娘二人が目配せしたのを見落としませんだした。が次の瞬間、駄目な場合の諦めも素早いですね。ドアが締まる一瞬に数名下車しました。降り際に仲間うちなのか何かの合図をするような声か舌打ちを発して行きました。未遂で終わってホッとしましたが今後の旅が思いやられます。