コンセプトって、かなり幅広く理解解釈されるようになっている。

そりゃそうだ、コンセプトが具体的だと、すでにコンセプトではなくなっている。

 

なので、いろいろな解釈、いろいろな理解がされて良いもので。

それぞれが、それぞれの肚落ちをさせて、行動につなげたり、仕事や人生に活かせればよい。

一方で、組織としては、ある程度の幅はあってよいが、同じ方向を向いていた方がよいことは間違いない。

宗教と宗派みたいなものかなと思う。

 

「浦和を背負う責任」というコンセプトが、ネガティブに受け取られることが多々ある。

時間軸の理解が違うからかと勝手に推測している。

浦和がすでに、偉大なクラブでこれからはなんとか維持していけばよいのであれば、今までの歴史や実績(過去)を背負うという意味で良いのかもしれない。

でも、これだけ環境が激変するなかで、新たな形やあり方を探り、チャレンジしていかないと、現状維持すらままならなくなる可能性があるとすれば、これから(将来)の浦和に対しての責任というとらえ方ができる。

失敗することも、責任の範疇だと言ってもよい。チャレンジしないよりはね。

 

過去や歴史、現状に対する敬意を土台に。

新しい(将来の)浦和を、喜々としてチャレンジをいとわずに背負っていく姿勢がより重要だと思うし、その責任をよろこんで負うひとであふれてほしい。

 

これが、私の、今の解釈。

(明け方の独り言)