こんにちは。

合点、心得田んぼのきち之助です!


大寒という時節の大寒ぶりを

とっても感じているこのごろです。



今日は満月。

節分まで10日ほどですね。



12か月という流れを意識していくと、

私たちは本当にお日様とお月様に

影響を受けつつ暮らしていますよね。




ところで

薬師如来という仏像がありますが、

そのキーワードは

12という数字なのだそうです。



奈良・薬師寺の山田法胤さんによりますと、


一年は十二か月。

一日は十二時(とき)。



それを昼と夜に分けると日光、月光となるから

薬師如来の両脇に、

日光・月光菩薩を配して

すべての方位を見守っているといいます。



だから薬師さんは地球そのものなんですって。

地球上で生きる

すべてのものの苦しみを取り除きたいというのが

「薬師瑠璃光如来」なのだそうです。

この瑠璃って色も、地球色。。。。


は~~



さらに面白いのが、

薬師如来って、

もともと薬壷はもっていなかったそうで、

そういう仏像が出てきたのは平安末期ごろだとか。




じゃあ、

そもそも薬師如来を拝むっていうことは、

地球を拝むってこと??

・・・・・・・



拝むものというより

世界観を形にして祀っているのか。




まったくもって

知っているようで

本当に知らないことばかり。。。。


は~~~

いまさらながら無知でござる。。。





最近感じるのは、

学術的な情報やら

細かいパーツの名称などより

大きく本質をとらえたいということです。



仏像に出会うにも

たくさんの情報で

頭をいっぱいにして出会っていたら

何も感じられない。




自分で感じるからこそ

人は柔らかな心で

動くことができるのかも知れませんね。




ただそのすばらしさに感動して

宮大工になることを決めたしまったこの人のように。。。。

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