対馬が舞台
ブログ友達のミッキーさんが先日寄られた後に冊子が届きました。
対馬の通信使の記念碑案内です。
ミッキーさん事、橘 厚志さんは厳原町時代から通信使事業を担当され
今もなを活動されています。思想や政治は語らず、ただひたすらに
「民際交流」の流れを作り、これが「国際交流」ですと信念をお持ちです。
また詳しくは載せていきたいと思いますが、とりあえず。
私が訳官使人形を創るきっかけは この記念碑でした。
この碑は丘の上にあり、朝鮮海峡を見下ろすようになります。
記念碑に書かれていることを読んでいるうちに 私の中で映像を
見るようにその場面が浮かびました。
訳官使人形の内の一人です。
朝鮮通信使の絵巻はたくさんありますが、訳官使の絵巻は一枚だけです。
まだ制作中です。口ひげを付けて完成です。
口ひげが なかなかうまくいきません。
男性の顔は私にとって朝鮮通信使人形が始まりでした。
女性やわらべの顔は自信がありますが、ひげを生やした男臭い男を創るのは
どうしても男にならないのです。
石森 章太郎先生の男の顔が好きで、このシリーズを全部揃えています。
もうずいぶん長い間この絵を眺めているのですが、
いまだに手が動きません。
この絵の男性とは駆け落ちするくらい、言いより、口説き、ほおずり、
しても答えてくれずどこか遠くを見ています。でも でも
ある日私を振り向いて、視線があい 私の手が魔法にかかったように
動きだすその瞬間を待って、今日も見入ってます。