他院での二重手術の修正 本当は難しいです。(その3) | Dr.つるきりの二重まぶたのブログ 

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元つるきり形成・皮フ科 院長、鶴切一三(つるきりかずみ)
JSAPS美容外科専門医のブログです。
現在はフリーランスDr.として
 火曜は JR錦糸町のティーズクリニック、
 今年2月から
 水曜に 銀座すみれの花形成クリニックに勤務します。


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今までに埋没法による二重手術を受けた後、二重が消えたり 浅くなったり 狭くなったり 平行型が末広型に変化したりし、そのたびに埋没法を繰り返してきた方が来院します。前に行った埋没の糸を摘出せずに埋没法を重ねる患者さんが多いように感じます。

一回の手術で3点止め 4点止めと止める個所が多いと、それを何度か繰り返せば瞼の中は糸だらけです。

このような患者さんの二重修正は意外と大変です。


私が行っている修正法を紹介します。

今までの埋没糸をできるだけ摘出するために糸が埋まっている範囲の皮膚を切除します。

そのためには切開線は2本必要です。眉毛側では新しく希望する二重のラインをさがします。それに合わせ埋没糸の摘出ができる幅でまつ毛側に二重のラインをさがします。

ただし2本の二重のラインのデザインは、目を開けた時に目頭と目尻で合流するようにデザインします。


瞼を開けたり閉じたりするとき もっとも動くところは瞼の中央部です。それに対して目頭と目尻は瞼の動きに左右されず動きません。縄とびに例えると目頭と目尻は縄の持ち手の役割をしています。

このことは瞼の組織構造を目頭から目尻まで顕微鏡で観察した結果 そのメカニズムがわかりました。

そして動きの大きな中央部と、動きの少ない目頭側や目尻側の組織構造の違いが解明されました。


さてデザインした2本の切開線の間にある埋没糸を皮膚切除をした後摘出しますが、皮膚瞼板固定法での埋没糸の結び目は瞼板近く深い位置にあり、摘出が困難なことがあります。

私の修正手術では切開法のときと同じように腱膜を挙筋近くまで剥離し露出させるのですが、埋没法を何度か行われていた症例では内出血の影響による腱膜と眼窩隔膜との癒着が強く それを外すのに難儀することがあります。


このように埋没法術後の修正も切開法術後の修正と同じくらい時間がかかります。



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