埋没法について  基本手技  その1(瞼板の話) | Dr.つるきりの二重まぶたのブログ 

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元つるきり形成・皮フ科 院長、鶴切一三(つるきりかずみ)
JSAPS美容外科専門医のブログです。
現在はフリーランスDr.として
 火曜は JR錦糸町のティーズクリニック、
 今年2月から
 水曜に 銀座すみれの花形成クリニックに勤務します。


テーマ:

美容外科で一般的に行われている埋没法での糸の止め方は、大きく2つに分けられています。

1)皮フ瞼板固定法と2)皮フ挙筋固定法です。


1)は皮フと瞼板とを糸で結び二重を作る方法です。

 瞼板(けんばん)はまぶたの裏側にある硬い組織で眼球を保護し、瞼板の中にはマイボーム腺があり、 そこからまぶたの際まで何本もの管を出し、涙が蒸発しないようにある種の油が分泌されています。

糸の結び方はそれぞれの先生により異なります。シンプルな方法から、複雑な方法までさまざまです。


2)は1)と区別するために便宜(べんぎ)上 瞼板ではなくその上にある挙筋の名前を使っただけです。

実際は皮フと瞼板の上縁につながっている挙筋腱膜(きょきんけんまく)やミューラー筋の境目(さかいめ)とを結び二重を作る方法です。

解剖学的に挙筋と瞼板とは10ミリほど離れているので、この2つの組織を糸で結ぶことは不可能です。


このことから、埋没法とは1)皮フと瞼板内とを結ぶ方法と2)皮フと瞼板の上縁とを結ぶ方法とに理解したほうが現実的でわかりやすいと思います。


希望する二重ができるかどうかを手術前に知るためには、瞼板の形や大きさを知ることが大切です。

瞼板は目頭から目尻まであるわけではありません。外から見ると正面を見たときの黒目の内側あたりから存在します。それより目頭側には存在しません。

このことを知らずに、二重を作ろうと糸を止めても思うような二重はできません。また目を開けようと思ってもうまく開きません。

2点止め、3点止めという方法がありますが、二重が長持ちするように、しっかりした平行型の二重を作ろうとこの部分を糸で止めるのは意味がありません。


また瞼板は人により大きさが違います。大きさとはまぶたの真ん中に相当する瞼板のたての幅(瞼板高:けんばんこう)のことです。これは人により7ミリから10ミリの範囲でと大きさが違います。

瞼板の大きな人は幅の広い二重から幅の狭い二重まで希望をかなえてくれます。

瞼板の高さが狭い人は希望した二重に制約が出てきます。


埋没法で二重を作るには、まぶたの裏側にある「瞼板」の存在する範囲や大きさを知ることが大切です。





               向かって左側が目頭です。




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