Dr.つるきりの二重まぶたのブログ 

Dr.つるきりの二重まぶたのブログ 

元つるきり形成・皮フ科 院長、鶴切一三(つるきりかずみ)
のブログです。

医学博士
JSAPS日本美容外科学会 特別会員
Jpn.P.R.S日本形成外科学会 正会員

毎週火曜日 中野坂上クリニック
で診療しております。

20代後半の女性、6,7年前にA院にて埋没法を行い、その後B院にて埋没法の修正しました。

さらにいくつかの美容外科医院を回り部分切開、目頭切開、脂肪除去、目頭切開の修正、眼瞼下垂の手術、脂肪注入、ヒアルロン酸注入などを行ってきました。

2か月前に当院の古川先生に目頭修正を受けた後、私の診察日に

来院しました。修正希望はインアウトライン(わがまま二重)でした。

手術の既往歴を伺った時、手術を引き受けるか否かだいぶ悩んだ症例です。

患者さんのご厚意により両側の眼瞼の画像をアップすることができ、

ありがとうございました。

 

術前の状態です。

右側は逆末広型の二重を改善し、左側は黒目の内側から広く見えるようにとの希望でした。まだ目頭切開の傷跡が赤く残っていました。

 

デザインです。

前医のヒアルロン酸の注入部のふくらみの切除を考慮し、わがまま二重を作るようデザインしました。眼瞼下垂の手術も受けたようですが、目の開きがパッチリせず眠そうに見えます。

これまでの彼女の手術歴から、患者さんの希望に叶うか否かは瞼の中を開け組織の状態を確認しないと解りませんが、私が切開法で行っている挙筋腱膜眼輪筋固定法をベースに、患者さんの希望に沿うようアドリブ的な手技を駆使しながら慎重かつ丁寧に手術を行いました。

手術時間は2時間半以上かかりました。

 

術後1週間目の状態です。

右側は平行型に、左はわがまま二重に見えます。また腫れのためまつ毛は外反気味で、黒目の見え方(瞼裂高)は術前とさほど変わっていません。

 

術後1か月目の状態です。

二重の形は左右とも1週間後とさほど変わっていませんが、二重幅は少し狭くなってきました。そのため黒目は大きく見えるようになってきました。外反気味だったまつ毛も落ち着いてきました。

二重幅の左右差は感じられません。

閉瞼時の皮膚面が平らになっているのがわかります。

 

術後3か月目の状態です。

二重幅はさらに狭くなり、目もパッチリ見え、患者さんも喜んでいました。二重の形は右は平行型に近いわがまま二重になり、左はわがまま二重に見えます。閉瞼時の縫合ラインの赤みはだいぶ目立たなくなりました。

私の術式ですと術後3か月経過するとほぼ落ち着いてきます。

 

術後6か月目の状態です。

二重幅は少しですが狭くなり、目頭側の左右差はありますが、前回の症例と同様に自然な二重に見え、閉瞼時の縫合ラインの傷も目頭の傷もほとんどわからなくなり、患者さんも満足のようでした。

術後6か月経過すると、ほとんどの症例では安定し維持します。

 

この症例ではよい結果を得られましたが、修正手術をする場合、初診時にそれまで前医による手術の結果による、皮膚の余裕、縫合ラインの形や傷の位置を考慮してデザインし、患者さんの希望する二重ができるか否かをシミュレーションします。

これまで修正手術を30年近く行ってきましたが、経験を積めば積むほど、その難しさを痛感しております。

初診時に患者さんの希望を伺っても、希望に添えないと総合判断した時は、手術をお断りすることがあります。

 

修正手術の患者さんを診察するたびに、「初回時に来院いただければ私が行っている切開法で、患者さんのご希望に沿った二重を提供でき、無駄な手術とお金と時間を節約できるのになあ。」と思う今日この頃です。

なお切開法(皮膚切除法)の手術料は36万円+消費税です。

ご希望の方はご連絡ください。

 

        画像の加工はしておりません。

 

    手術料  42万円+消費税 (462000円)

    リスク   一時的に閉瞼不全や睫毛外反を

           発症する可能性