07/15 渋谷 JZ Brat 小川徹バースデーワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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二年ぶりの小川徹さんのバースデーバンドワンマンライブ

『 Espressivo Breeze Night Vol.3 』に、おじゃまして来ました。
バンドメンバーは、キーボードのハナブサユウキさんは初めてですが、
その他は一昨年7月の Vol.2と同じで、徹さんのワンマンではお馴染みの方々ですね。

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Live act.

◇ 小川徹さん   / Pf. & Vo. 
◇ 坂本竜太さん  / E-Ba. ×2 & Cho. コンガ 
◇ 外薗雄一さん  / Drs. & ウィンドチャイム
◇ 杉山つよしさん / E-Gt.  & A-Gt. 
◇ ハナブサユウキさん   / Key. & Syn. 
◇ 富岡美保さん・ Dyeru さん・一條絵美さん / Cho. 

指定席でしたので、外の蒸し暑さを避け開場時間を少し過ぎてから到着。
知り合いの方と挨拶を交わしたり、今年のステージレイアウトを確認したり、
写真も撮りながら涼みながら開演時間を待ちます。
いつもは後ろに下がっているコーラス隊が今回は中央前の場所ですので、
視覚的にも華やかさが期待出来ますね。

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ライブはドリンクオーダー休憩を挟んだ2部制で、

定刻を少し過ぎてから第1部はスタートしました。

 ♪ 彗星
 ♪ Precious World
 ♪ keep on smile again (坂本竜太さんより提供曲)
 ♪ AND HAND TIED  (春山弘臣さんと共作曲)
 ♪ 僕ら揺らめく影の中 (村越エースケさんと共作曲)
 ♪ 憂愁インピーダンス
 ♪ Summer Breeze

 

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コーラス&バンドメンバーが持ち場に着き、徹さんがグランドピアノへ。
第1部は、全曲フルバンドスタイルでした。
幼少期の思い出を綴った、しっとり聴かせるバラード「彗星」から歌い出す。
静か目の作品なので、暗めの空間に響くコーラス隊の歌声が、まるで星屑の様です。
明るい弾む様なコーラス隊の歌声に変わり、次の「 Precious World 」では
お客さんも claps で答え、バンドサウンドも盛り上がって行きますね。
メンバー紹介をされ、ここからは比較的ソロで歌われる機会の少ない3曲へ。
坂本竜太さん作詞作曲の「 keep on smile again 」は、意識的に華やかで
明るいアップな楽曲にされており、徹さんではあまり聴けないイメージ。
ボーカル・コーラスとも難曲と前回聴いており、" ワンマンでしか歌いません " と
発言したものですから、坂本さんから猛突っ込みを受けてましたな (^^)

 

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続く2曲は、このメンバーでは初披露となります。
「 AND HAND TIED  」は春山弘臣さんとの共作曲で、5月には春山さんとの共演で
聴く機会を得ていましたが、リズミカルな作品なのでバンドサウンドが良く似合う。
村越エースケさんとの共作、「僕ら揺らめく影の中」は初聴きでしたが軽快な作品。
この日限りの限定音源カードも、発売されましたよ。
第1部も終盤となり、ドラムの刻みと疾走感が印象的な「憂愁インピーダンス」から
締めは「 Summer Breeze 」へ。
イントロピアノの疾走感が「風音」の時からは様変わりしていますし、
バンドではサンバのリズムでラテンの雰囲気を満たしてから、ボーカルへと突入。
爽快に駆け抜けて、ゆったりと20分以上の休憩に入りました。

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第2部は、少し編成を変えた3曲から歌い始めて行きます。

 ♪ 塞翁が馬 (新曲) ・・ 杉山さんと Gt. & Pf. デュオ
 ♪ Moreton Island ・・ 語り~ Inst. / コーラス隊無し
 ♪ 月が泣く夜  ・・ コーラス隊無し
 ♪ Midnight Flow
 ♪ 太陽は嘆いて、月は笑っていた
 ♪ My Soul Deep
 ♪ That's the way we are

アンコール

 ♪ 遥かな未来 ・・ ピアノ弾き語りソロ

 

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第2部は、杉山さんと二人だけのデュオからスタート。
新曲の「塞翁が馬」は、少しノスタルジックで何故か風を感じるような味わいで、
バンドではなく杉山さんのギターとピアノだけで、披露したかったと話されました。
ローリングするギターとピアノが、印象的な1曲でしたよ。
2曲目からはバンドスタイルへ。
他のバンドメンバーを、もう一度一人ずつ紹介しながら戻って来てもらい、
まずは語り有りバージョンの Inst. 作品「 Moreton Island 」からバンド再開です。
この作品は、ウィンドチャイムやキーボード・シンセサイザー音色等が入る事により、
爽やかさに華やかさが彩られて行きます。
ドラムのソロパートでは、今回も楽しませてもらいましたよ。
" 救いようのない悲しい話・一本筋の通った女性の強さ " を歌われた「月が泣く夜」では、
エレキギターの鳴き声が、女性の心の内を見事に表現していましたね。
「 Moreton Island 」と「月が泣く夜」は、一昨年に続き今回もコーラス隊無しでしたが、
コーラス隊を入れても、一味違う爽やかさや悲しさが増して壮大に拡がる様に思うんですよ。
次回は、リハーサル辺りで一度試してみてもらえたらなと思います。


4曲目からは、そのコーラス隊がベースのソロ演奏の途中からステージに復帰!

 

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ベースの重低音とピアノの響きが乱れ打つ「 Midnight Flow 」を歌い上げ、ブルージーな
「太陽は嘆いて、月は笑っていた」へと移って行きます。
ベースやドラムの重厚さとエレキギターで表現する高笑い、そしてコーラス隊の心の奥の叫び。
絶妙なコンビネーションで、闇の空間の雰囲気を醸し出す。
いよいよ終盤の2曲に入りますが、ここで3日に誕生日を迎えられた徹さんに、
 Happy Birthday と共にサプライズのバースデーケーキが贈呈。
(遠距離だったので残念ながら撮影は上手く出来ませんでした)

 

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演奏を再開し「 My Soul Deep 」は、ライブならではのパフォーマンスの魅せ聴かせどころ。
ベースやピアノ・ギター・キーボードそれぞれのソロや、掛け合いも聴けましたよ。
本編最後は、壮大でパワフルな「 Thats the way we are 」です。
曲が生まれた経緯は歌う度に話されていますが、何故昨年バンドワンマンを

実施出来なかったかについて、初めて聴かれる方にもあらためて話されましたよ。
病から復活し、前向きに強く進む姿が見える作品ですね。

 

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そしてアンコールは、ソロ弾き語りで「遥かな未来」を歌ってくれました。
いつもなら娘さんへの思いを語られるのですが、今回は闘病中のお母さんの事を語られ、
" 母が孫へのこの曲が好きで今日は母の為に歌う " と、説明されてから歌い出す。
後半で思いが溢れて声を詰まらせてしまいましたが、なんとか歌い上げる事が出来ました。
後日の情報では、この時すでにお母さんは亡くなられていたのですね。
それを伏せてのワンマンライブ&締めの曲を捧げられたわけで、辛い心中をお察しします。
ライブはこれで終わりとなりましたが、最後にもう一度コーラス隊とバンドメンバーを
招き入れ、集合写真の時間を設けてくれて終演になりました。

 

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今年は、キーボードがハナブサさんに変わりはしましたが、一昨年と同じバンド編成で、
1部と2部の合計で約2時間・15曲を歌ってくれました。
新曲も有りましたし、このメンバーでは初披露の2曲も有り、お馴染みの作品は歌われつつも
" Espressivo Piano Night " の頃からは少しずつ、楽曲アレンジや選曲へのこだわりが
変化して行っているようにも感じられます。
それでも、それぞれのメンバーの方々のパフォーマンスは変わらずに一層素晴らしく、
今回も十分堪能させてもらった素敵な時間でしたね。
私は今回は身体の事情で、後方右端からの遠目の拝見だっただけに演奏者が影になり見辛く、
コーラス隊が前面に出て来てくれたことは、表情も歌声も華やかに感じられ嬉しかったですよ。
次回は近くで拝見できるように、身体を極力戻して楽しみにおじゃましたいと思います。
色んな思いを抱えて歌われた徹さん、あらためて45歳おめでとう。
これからも楽しい時間を届け続けてください。

※ 撮影が許可されたライブでしたが、コンデジズーム限界からの撮影で画質は粗いです。

 

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