今回はそもそも競馬ってなんだっけ?ってお話を紹介してみようと思う。

 

元々競馬はヨーロッパ発祥の競技だけど日本で近代競馬が始まったのは明治時代。

 

その頃の日本は欧米列強と肩を並べるために富国強兵を進めており、大陸進出のためには速くて強い軍馬が必須となっていた。

 

速くて強い軍馬をどうやって生産するか?それは競争で優秀な馬を決めてその子供を沢山生産すれば良い。

 

それで欧米を真似た日本の近代競馬が始まったということだ。

 

なのでぶっちゃけギャンブルは主目的ではなかった。あくまで競馬は日本の軍馬生産という目的のために日本で始められたのだ。

 

今もクラシック三冠レースと呼ばれる3歳馬たちのレースが繰り広げられているがその世代における優秀なDNAを持つ馬を探すことが目的と考えるとなぜ皐月賞、ダービー、菊花賞の3冠レースがこれほど大切にされているのかがわかる。

 

競馬では芝、ダートの他に障害レースというのがあるが正直それほどたくさんのレースが開催されておらず、ゲームでも存在していないので障害レースって何なん?ってウマ娘ファンもたくさんいると思うが軍馬の生産から始まったのが競馬と考えると障害レースこそが非常に重要なレースだとも言えるだろう。そんな昔から重要だった障害レースの最高峰JG1の中山グランドジャンプが今週末開催される。オジュウチョウサンという絶対王者が前回単勝1.1倍で3着に破れ、日本の障害界が今動こうとしている。オジュウチョウサンが王者を守るのか?新興勢力が障害レースの新たな時代を作っていくのか?楽しみでしょうがない。

 

そもそも日本ってギャンブル禁止じゃなかったっけ?

おそらくこの件についても知らない人がいると思うのでちょっと紹介しておくと基本的に日本はギャンブル禁止の国で、賭け麻雀などですら犯罪である。

 

なぜ競馬という賭け事がこんなに大規模に開催されているのか?であるがこれは農林水産業の発展のために仕方なくやってもいいですよという許可が出ているから合法的にギャンブルが開催されているのである。

なので競馬で使ったお金の胴元の取り分は農林水産業の発展のために使われている。

 

地方競馬は農林水産業関係ないのになんで合法なの?って思うだろうがこれもちゃんと理由があって戦争で焼け野原になった街を復興するためのお金を稼ぐために地方自治体にはしょうがなく競馬というギャンブルを開催することを許可しますというていで始まったのだ。

ぶっちゃけもはや戦後復興などとうの昔に終わっているが今もずっとそれが続いているわけである。

 

ということで競馬はギャンブルだけどちゃんと大義名分があるんだよって話でした。

 

参考文献:競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)