今晩紹介させていただきますのは、本日受け取りました、デフォリアルシリーズ最新作、ビオランテ

 1989年公開,『ゴジラvsビオランテ』に登場。禁断の科学が生み出した、悲劇の怪物です。

 

 劇中はバラの花弁に似た頭部を備えた「花獣」も登場しましたが、今回はクライマックスで復活した姿「植獣」形態での立体化。

 リック限定版には、発光機能が備わっています。

 

 定価は税込み17600円

 段々と、デフォリアルもクオリティーアップとともにお値段が高くなってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 輸送用の段ボール箱からして、既にデフォリアルのサイズではありませんでした。

 今日届いた者たちをまとめて撮りましたが、いやはや、大怪獣シリーズ5000の箱が小さく見える程の圧倒的ボリューム💦

 えげつないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 正面、背面共に記載内容は同じ。英語で商品名が書かれています。

 まずは正面。

 

 

 

 

 

 

 

 

 背面。もはや間違い探し(笑)

 ただ、今までのものと違い、取り扱い注意の記載がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 輸送用伝票、教えていただいた通りドライヤーで温めて剥がそうとしましたが、やはり私はゴリライズする癖があるらしく、一部を2か所、引き剥がしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここを開けると、段ボールで蓋をされ、薄紙に巻かれた外箱が。

 今回は全体が覆われておらず、薄紙が若干ズレています。個体差ですかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 外箱正面。いつもの紙っぽいものではなく、段ボール製の丈夫な外箱。

 モノクロで印刷されたデフォリアルのビオランテが、既に格好良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 側面は左右両面とも同一。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 背面には注意書きが添えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上側。

 

 

 

 

 

 

 

 

 下側はいつも通り無地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 開けてみますと、新品のソフビの良い香り。

 (個人的な感想です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 セット内容は本体と取扱説明書、差し込み式発光用コード、樹液(通称よだれ)、そしてアンケートはがき。

 はがきは説明書と一体化していました。コードと樹液はブリスターに貼り付けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでは、本体を見ていきましょう。

 まずは正面。

 

 若干シャクレているような気がしないでもない大きな頭部。正面から見ると割とシュールなお顔です。

 しかしながら、今にも勢いを増して襲い掛かってきそうな触手先端の口たちやウェザリング処理の見事なボディ塗装等、既に完成度の他差がひしひしと伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 側面。

 

 お顔の全体図は斜め方向及び側面が一番分かりやすく、かつイケメンに写ります。

 植物でありながら、ワニにも似た異形の融合隊は、ビオランテ誕生に用いられたG細胞の影響。ゴジラの顔がベースに、口角から飛び出した3本の牙等、異形のディティールが見事に再現されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 背面。

 

 もはや、小山と言っても過言ではないうっそうとした背中。それでいてG細胞はやはりオリジナルを再現しようとするのか、背ビレのようでもある独特の形状。

 壱枚一枚丁寧に塗装とウェザリング処理が施され、かつて『愛蔵版ゴジラ1954~1999超全集』の『ゴジラvsビオランテ』における資料写真の項で見た造形物そのまま。見事すぎる色味の再現に唸らされました。

 

 大怪獣シリーズのビオランテと遜色ない、見事な仕上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上側。頭部のボリュームに目が行きがちですが、ゴジラ同様、ビオランテも背中がメインかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 下側はムービーモンスターシリーズのビオランテ等と同じく、平面。

 一部を取り外してコードを差し込む構造です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 細かい所を見ていくと、またこのフィギュアのすごさを発見します。

 例えば、頭部の口内。

 

 ビオゴジはじめ、平成ゴジラは牙が2・3烈並んだ独特の歯の構造をしていますが、ビオランテはこの通り、針山地獄の如く口蓋に牙が立ち並んでいます。咥えた相手を決して放さないという強い本能が現れています。

 

 頭部パーツは別構造なので、それぞれ別途造形・塗装され、組み合わされています。

 それゆえ、見事な再現度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 胸部の発光体。電源は入れていませんが、塗装によりクリアパーツがのっぺりとしておらず、発光なしでもそれっぽく見えるような処理がなされています。

 檻部分も良い感じの塗装で、下へ行くほど、砂塵汚れっぽいウェザリング処理が目立ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 触手先端の口たちもそれぞれ表情が異なり、口内も見事なディティール。

 ただ、牙に関しては素材の関係か、サイズの都合かは分かりませんが、丸っこくなってしまっている部分も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一本だけ、開いていない触手先端の口がありますが、こちらも組み合わせる前にしっかり塗装で内部が処理されています。

 本当に拘りが凄まじいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 我が家のビオランテたちと。

 

 どれもボリュームのある造形ですが、デフォリアルは当時物のバイオビオランテに匹敵する巨大さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、並べてみると頭部が大きくデフォルメされ重塗装されている分、迫力としてはデフォリアルに軍配が。

 この辺りについての意見はハイコストのガレージトイならではの完成度を求めるか、廉価で自己アレンジのしやすいソフビを求めるかに分かれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 リペ作品のビオランテと。

 

 私としては設定資料写真記載の通りに頑張ってリペイントしたつもりでしたが、製品版のクオリティーにはまだまだ及びません。

 やはりXPLUSさんはすごい‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ミニバトルGゴジラ超決戦」収録の花獣と。

 もはや同一怪獣とは思えぬサイズ比です。

 

 個人的に、リック限定版でビオランテ花獣形態が出るものと予約解禁時h思っていたのですが、もしかすると花獣形態は別途受注されるのかもしれません。

 そうすると、リック限定版は発光機能付き、はたまたラストシーンで宇宙に咲いていたビオランテのバラが付属するか?と空想しています。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 S.H.Monsterarts(SHモンスターアーツ)のビオランテと。

 

 こちらも花獣形態は未立体化。ボリュームは、頭部を持ち上げ咆哮する場面を再現すると、モンアツに軍配が上がります。

 

 ただ、今見ると塗装に関してはもう少しSpecial color ver.らしく汚しが強めで、ダークな色味でも良かった気も。

 やはり初期不良もあるのでリペイントしますか。そうしますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、付属品の樹液よだれは1個しかないと思っていたのですが、袋の中でくっついてしまっていただけで、大小それぞれ2つずつありました。

 ですので、牙を穴に通して、ビオランテによりクリーチャーテイストを加味することが可能に。

 

 この付属品を考案された企画者さん、センスが秀逸すぎます(; ・`д・´)

 

 

 

 

 

 

 

 

 取り付ける箇所は穴の大きさによる差異があるので好きな箇所どこでも、というわけではありません。

 ですが、浮くのを機にしなければ好きな角度から見るときに、好きに取り付けられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 クリーチャー映画でよくあるやつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上、XPLUS デフォリアル ビオランテ(少年リック限定版)のレビューでした。

 

 お高いお迎え料と置き場所は必要ですが、それに見合った過去最高のビオランテでした。

 デフォリアルシリーズは、本当に買うたびに驚かされます。

 

 それでは、ざっくりですが今日はこの辺りでバイナラ!

 最後までご覧いただきありがとうございました。