こんばんは。最近更新が滞りがちで申し訳ありません。

 今日はガチャガチャの紹介です。

 蛇足ですが、「ガチャ」というとやはり「ガチャッとポン」と出てくる馴染みのおもちゃ販売用機体なんですよね。それなのに某エンターテインメント系企業の店名は…

 

 それはさておき、今回紹介させていただきますのは、タカラトミーアーツさんから発売の「大むかしの海 はじまりの世界」から、ラインナップされたダンクルオステウス、アーケロンそしてウミサソリの3種です。

 

 

 

 

(画像はヤフー画像から拝借)

 

 

 

 

 今回、3回で揃えることができました。それぞれ、ビニール入りの本体(バラ)とミニブックが入った、ガシャポンフィギュアらしい内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはダンクルオステウス。今から3億8200万~3億5800万年前のデボン紀の海に生息した巨大な古代魚です。

 化石では、大迫力の頭骨が知られていますね(古代生物好きの間で…)。

 

 尻尾の組み立てが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 本弾では一番ボリュームがあり、骨格を基に再現された頭部の造形はかなり良い仕上がりです。参考写真では艶消しっぽい気がしていましたが、実物にはテカりがあり、魚らしい見た目に。

 組立は尻尾のはめ込みがやや難しく、無理に押し込むと背びれパーツが押し上げられて傷んでしまうので、ドライヤー等で柔らかくしてから組み合わせるのをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダンクルオステウスの頭骨は頑丈なので保存状態が良いものも見つかっていますが、実はそこから後ろに関しては全く定まっておらず、この形も他の古代魚を元に考えられたもののようです。

 

 そんなお顔、口が可動します。開口幅はかなり広く、このまま凄まじい力で噛みつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 尻尾は左右に。形の関係なのか、微妙に可動域に差が出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、アーケロン。全長4m、甲羅の大きさは2.2mにもなる、史上最大のウミガメです。手足はひっこめられなかったようですが、小さな鯨ほどもある大きさには驚くばかり。

 

 私も水族館で骨格標本を拝見しましたが、まあでっかいのなんの。

 浦島太郎の乗ったカメ、というのは、もしかすると、竜宮城で生きながらえたアーケロンだったり?…

 

 袋入りの時は、ヒレが取り外されています。付属品は、餌だとも考えられていたアンモナイト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはアンモナイト。付属品なのですが、少ない色数と小さいながらも丁寧な造形によって、しっかり一つのフィギュアとして完成されています。

 色味こそファンタジーな雰囲気ですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 触手先端部に造形された吸盤など、とても付属品とは思えない完成度。上手い方がリペイントされれば、ぐっとリアルさを増しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、メインのアーケロン。ボディは落ち着いた風合いの色味で、縁にかけてグラデーション付けのされたような塗装は美しく、それでいて造形のディティールはかなり細かくなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 可動個所はまず口。ダンクルオステウスには負けますが、しっかりと開くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 首は左右に振ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上下にも少し可動。首の可動は本弾一ですね。

 

 前ヒレは根元でロール運動し、

 ウミサソリ。何種類かいるウミサソリの中でも、最も巨大で最も獰猛な捕食者と恐れられた、ジェケロプテルスだと思われます。

 鮮やかなグリーンの彩色が不思議と可愛らしい色合いなのがギャップです。

 

 袋入りの時は、胴体と尻尾、そして前脚が分離していますので、組み立てます。割と可動域も良好です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒレを支えに、体を浮かせるようなポーズも買うです。

 

 

 

 

 続いて、ウミサソリ。

 何種類かいるウミサソリの中でも、最も巨大で最も獰猛な捕食者と恐れられた、ジェケロプテルスだと思われます。

 鮮やかなグリーンの彩色が不思議と可愛らしい色合いなのがギャップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 何処か異星の怪物じみたルックスで、映画『シー・トレマーズ』では、生き残ったウミサソリの一種が怪獣の様になって暴れ回ります。

 

 ちょっと大きさが不足するので1/12の人型フィギュアには絡められませんが、改定ジオラマなどを作って遊んでみたら、面白そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 可動個所はまず、前脚。根元がロールするので広げたり、閉じたりできます。

 ただ、保持力があまり高くないので、結構抜け落ちやすいのがネックですね。

 

 とはいえ、広げていると迫力が増して尚格好良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてお腹。尻尾の根元が動く―――構造になっているようなのですが、個人的にはあまり稼働しているとは感じませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3種を並べて。大きさはやはりダンクルオステウスが一番です。実際の大きさを考えるとウミサソリがちょっと大きいですかね。アーケロンは少し小ぶりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 適当に何枚か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上、タカラトミーアーツ「大むかしの海 はじまりの世界」の全3種レビューでした。

 

 前回同様、渋いチョイスに唸らされ、造形と色味のギャップに驚き、可動は欲を言えばもう少し!なフィギュアでした。

 とはいえ、HG価格でここまで遊べれば中々良いものだと思います。次弾はどんな古代生物を出してくださるのか、楽しみです。

 

 それでは、今日はこの辺りでバイナラ。

 最後までご覧いただきありがとうございました。