消費税Upの話題で持ち切りの日本。
住居だけじゃなく、3年後にできあがり予定の大型マンションや結婚式、パック旅行や雑誌などの定期購読も、4月以降のできあがり・消費であっても、9月末までに契約すれば消費税が5%ですむと言うことで、第一次かけこみ需要がおきている(らしい)日本。
「とはいえ、消費税にこだわらず、じっくりとお相手を探した方がよろしいかと…」って当たり前だろ!意味わかんねー。と言いつつ、3月には日用雑貨や保存のきく食品は買いだめ予定の私です^^
さて。かけこみといえば。
暮らしていると、その価値を忘れがちだった台湾暮らし。旧正月などは海外旅行に行ったり、日本に帰省する方がいいわーと、台湾内で遠出することがあまりなく、いよいよ帰国となった時に「あそこも行ってない!ここも行ってない!」となってしまった私たち。
引っ越し前のあわただしい中、かけこみで、花連に行ってきました。
花連は、台湾の東側。
台湾は西側中心に発展しており、東側は地形の関係もあって発展が遅れていますが、その分自然と懐かしい情緒が残っていて、それが魅力です。
台北と高雄から飛行機で行くのが一番便利ですが、車でまわった方が観光に便利かなーということで、高雄からマイカーで。これが予想以上に遠かった…。東側は高速道路もなく、一車線の下道も多いため、結局何時間かかったんだろう?6時間?8時間?とにかく遠いです。
ひたすら車に乗っている(飛ばしている)のも飽きてきたので、台東で一観光。波によって浸食さてた奇岩が見られる「小野柳」へ。確か台北近くにも同様に、そちらは「小」がつかない「野柳」がありましたっけ?
あまり写真が上手に撮れていませんが、きれいに整備されているし、なかなか良い観光スポット。岩をひょいひょい渡って海まで行けます。
売店などもあるし小休憩にもマル。
その「小野柳」から比較的近く、東河郷東河村の「東河包子」へ。
台東で50年の包子の老店。チェーンで台湾全土に展開している「東河包子」と、本当のところ関係あるのかないのかは不明(調べていない)ですが、ものすごい行列、人であふれかえっていました。
行列に並んで購入したのは肉包と酸菜包。
価格は忘れてしまいましたが、1個17元とか20元とかリーズナブル。
皮はもちもちで、肉餡はしっとり肉肉しく、新鮮な豚肉を使用しているからか臭みがなくジューシーなのにあっさり。近くにあったらしょっちゅう食べたい!と思う肉まんでした(肉まん好きなので)。
花連に着いたのは、けっこうな時間。
ホテルで夕飯を食べて就寝。
そして翌朝は、台湾の国家公園に指定されている「太魯閣」、通称タロコへ。
「一度は行った方がいい」と言われるタロコですが、行ってみた感想は、やっぱり「一度は行った方がいい」でした^^
とりあえずはずはビジターセンターへ。
日本語のパンフレットなども置いてあります。
歩いてまわるコースなどもいくつかあるようでしたが、お天気もあまりよくなかったので車で流し、名所だけ車を停めてちょっと見て回るという横着ツアーでしたが、それでもせり出す岩に圧倒されました。
タロコは「台湾が国際的にもっと認められていたら世界遺産に登録できる」なんて聞いたことがあり、その時は話半分に聞いていましたが、行ってみて納得の迫力でした。
けっこう危ない所なんかにも立ち入りできるのですが、それをかぶれば本当に大丈夫なのか!?というようなヘルメットを貸してくれるようです(苦笑)
小さいけど、多分、「長春祠」。
台中からの「東西横貫公路」を開通した際の殉職者を祭った中国様式の祠で、真下にある一枚岩の大理石からは水が湧き出し、滝となっています。
朝夕食付きのホテルに宿泊していたのであまり食べ歩きできなかったのですが、花連の超有名ワンタン店「液香扁食店」へ。
ガイドブックには営業時間は9:00~21:30となっていたのですが、昼と夜の間に休憩ができてしまったようで、午後3時ごろ行った時は空振り。改めて夕方出直しましたが、すでに長蛇の列。細い路地沿いにあるお店なんですが、車は渋滞し、えらいことになっていました。
寒い中、気合いで並びました。
よくわからないけど有名人の写真など。
メニューはワンタンのみ。他のメニューは一切なし。
行列に並んで、自分の番が来たら、カウンターで、イートインかテイクアウトと、数量を告げるだけ。イートインでもテイクアウトでも列は同じ。おそろしい数のワンタンが一斉にゆであがるので、ゆであがりのタイミングにあうと、すごい勢いで客がさばかれていきます。
私がお店に行った時はオープン直後だったので、イートインで座っているお客さんたちもまだぜんぜんワンタンが届いていない状態でしたが、ゆであがると皆が一斉にワンタンを食べ始めるので笑えました。
テイクアウトしてホテルで。
できあがりに比べると味は落ちていたと思いますが、とにかくボリュームたっぷり。1粒が拳骨ほどもあります。スープはあっさりとしていて、ワンタンの皮が極薄のため、けっこうペロリといただけます。豚肉に臭みがないのでがいいです。
こういったタイプのワンタンに、日本ではまずお目にかからないので、本当に懐かしく恋しいです。台湾セロリも懐かしいです。
翌日は「遠雄海洋公園」へ。
遊園地、水族館などが一緒になった複合施設で、ちゃんと周るとかなり楽しめそうな感じでしたが、当日中に高雄まで帰らなければならなかったので駆け足で。
この山の中の看板が、ハリウッド風で笑えた。
メインイベントの1つ、イルカショー。
けっこう見応えのあるショーです。
最後は後悔プロポーズ^^
園内に飲食店はけっこうありますが、昼時にはどこも混んでいて行列。時間を外すのが得策です。
後は、高雄へ向かってひたすら車でしたが、途中で「池上駅」へ。
お目当てはもちろん池上弁当。
池上駅のプラットホームで販売されているお弁当は、唯一このお店の物のみだという「全美行弁当」。
「招牌弁当」。パッケージがレトロでオシャレ。
木のお弁当箱には、台湾一おいしいとされている池上米、そしてその上にびっしりとおかずが並んでいます。焼き肉、滷肉、てんぷら(さつま揚げ)、滷蛋、香腸など。どれもとてもおいしかったです。
しかし何よりおいしかったのがご飯!
台湾のお米は、日本人にはぱさぱさして感じたり、少し匂いがきつく感じたりすることもあるのですが、こちらのお米はとてもおいしかったです。
高雄に到着したのは、あと数時間で年明けという時。
おかげで紅白歌合戦を途中からしか見ることができませんでしたが、かけこみでも花連に行けてとても良かったです。
皆さんはぜひ飛行機で。
←参加し
ています。応援よろしく!
にほんブログ村