まひろ、局はもらったけれど、平安時代の住居は壁がない。

そうか、壁がないということは、こういうことか。

昼は廊下の物音で落ち着かないし、夜はいびきに寝言で眠れない。

 

朝。彰子の世話をするはずの女房たちが、更に世話をされている。

お姫様ばかりだから、と思ったら、まひろも。

そうか、すごく重ねるから一人では身支度できないのか。。。

 

彰子、やっと少し、意思表示。

本当は青が好きなのに、それすら言えない。

倫子はそんなに抑圧的に育てている感じはしなかったけれど。

 

「これをどうぞ」「こちらがお似合いですよ」と、

周囲からテキパキ言われすぎたかなぁ。。。

ぽんぽん言われると、口をはさむタイミングが間に合わないので、

ま、いっか、となる、と以前、家族が言っていたことがある。