●クリスティーナ・リッチ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クリスティーナ・リッチ 出演映画 ベスト10

 

子役から活躍している個性派女優を取り上げます。

作品も典型的な大作にはほとんど出ておらず、

作品選びからして個性的。

いつもなんか不機嫌そうな顔つきに見えてしまうのもこの人の特徴?

 

1 ペネロピ

素敵なラブ・ファンタジー映画です。呪いをかけられて豚鼻になってしまったヒロインのペネロピをクリステイーナ・リッチが好演しています。どちらかというと、ひねくれていたり、斜に構えていたり、変にスレていたりといった役柄の多いリッチとしては、外見こそ異様ながら、中身は純粋な普通の女の子という役柄は、かえって新鮮に写ります。どうしたら呪いを解くことができるか、特にペネロピの母親が躍起になっているエキセントリックな様子と対照的な様子が面白く、自分の惨めな姿を恥ずかしがって、自信もない、何もできない、そんな自分から抜け出そうと行動に移す姿はいじらしいくらいです。

ペネロピ 

 

2 200本のたばこ

大みそかのニューヨークを舞台にした、若者たちの群像ラブ・コメディです。当時売り出し中の若手俳優が多数出演。それだけでも新年を迎えるワクワク感が伝わってくるようです。登場人物がみんなハイテンションだったり、エキセントリックだったりと、大みそかという日が高揚させるのでしょうか。カップルの組み合わせも最初と最後で組変わったりして、気楽に観られる作品。郊外からやってきて道に迷い、ナンパされる女の子をクリスティーナ・リッチが演じています。

 

 

3 バッファロー‘66 

クリスティーナ・リッチがヒロインを演じた、ちょっと不器用な出所あがりの男とのキュートな恋愛映画です。日本公開当時には、これがなんかおしゃれな感じだと、大いに話題になりました。この作品でのクリスティーナは常に無表情で、ともするとふてくされているような印象なのですが、それがまた逆にかわいく見えたり、あるいは男側が頼りなく見えたりと、なんか不思議な魅力のある作品なんですよね。

 

 

4 恋する人魚たち

2人姉妹の長女のシャーロットの視点から表現されていて、15歳の思春期の少女が、初恋や家族、そして事件を通して家族の絆を強くしていく様子がみずみずしい感性で描かれています。長女役のウィノナ・ライダーが幼さと大人っぽさとの狭間で揺れる少女の役を好感の持てる演技をしていますし、次女役のクリスティーナ・リッチがひょうひょうとした一風変わった子供の役を味のある演技。二人の娘役が光っています。家族3人がポップな音楽に合わせて踊りながら料理をしているラストシーンが気に入っています。

 恋する人魚たち

 

5 モンスター

シャーリーズ・セロンの変貌ぶりが話題になり、オスカーを獲得した作品。実際の女殺人鬼を描いたドラマです。嫌悪感を抱きながらも、こうした不器用な生き方しか出来ず、方法が思い浮かばずに、娼婦となって実を崩していく女性ならではの悲哀のようなものを強く感じさせます。憎むべく犯罪であることは確かなのだが、すべてを憎むだけでいいのかといろいろ考えさせられる部分は多かったです。

 

 

6 スリーピー・ホロウ

首無し騎士をめぐるミステリー・ホラー。ジョニー・デップ演じる巡査が殺人事件捜査に当たる中、村の大地主の娘としてクリスティーナ・リッチが登場。寒村独特の雰囲気の中で、ジョニデがいい味を出しており、謎解きとしても意外な犯人像が明らかになるなど、楽しめる作品となっていました。同性愛者として社会から疎外されてきた女性をクリスティーナが演じます。

スリーピーホロウ 

 

7 勇者たちの戦場

戦場を描いていなくても、これもまたひとつの戦争ドラマではあります。戦地から帰ってもなお戦争の影響を受け、なかなか立ち直れずに生活の歯車が狂っていく人々の様子を描く意欲作。最後に再び戦地に戻り、戦地でしか自分の居場所を見つけられなくなった青年の様子が切ない。クリスティーナは兵士一人の恋人役。

 

8 アイス・ストーム

冷たい映像が、家族がバラバラになっていく様子をやるせなく語っています。二つの家族が複雑に関係しながら、表面上だけの家族になり、互いの気持ちには無関心。怒るも叱るも表面的という家族が、ラストの事件で再生へのきっかけを掴もうとしているという流れ。この手の作品としてはインパクトがもうひとつといったところ。クリスティーナ・リッチも一方の家族の娘役で出演。

 

 

9 僕のニューヨーク・ライフ

同棲しながら、愛しているといいながら、セックスの要求にはなんだかんだと言い訳を続け、そのくせまた理由にもならない屁理屈で他の男と寝てしまうクリスティーナ・リッチ演じる女と、ジェイソン・ビッグス演じる主人公の男の奇妙な関係を描くウディ・アレン映画。奇妙な関係はそれだけにとどまらず、女の母親、精神分析医、エージェント、そして公園で時々話をするウディ・アレン演じる変な男、とにかくあらゆる関係が奇天烈な関係で成り立っているなんとも不思議な作品です。

 

 

10  Dearフレンズ

少女時代のある夏休みの出来事を中心に、女性4人の友情をノスタルジー豊かに描いていた作品。現在と過去を重ねながら描いていますが、現在のそれぞれの境遇が深く踏み込まれていないのが難点。4人の少女時代の一人がクリスティーナ・リッチ。

 

 

11 アダムス・ファミリー

12 ベラミ 愛を弄ぶ男

13 ブラック・スネーク・モーン 

14 スピード・レーサー

15 ブレス・ザ・チャイルド

16 私は「うつ依存症」の女

17 I LOVE ペッカー

18 ニューヨーク,アイラブユー

19 耳に残るは君の歌声

20 ラスベガスをやっつけろ