●古代ローマ時代の映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

古代ローマ時代の映画 ベスト10




古代ローマを題材にした映画を10本。

このテーマ、本格的に作られているものはどれもかなりのスケール感で、

映像だけで圧倒される作品も多くあります。

3時間を超える作品が多いのもこのテーマの作品の特徴。




1 ベン・ハー

ユダヤがローマ帝国支配下に会った1世紀を舞台に、主人公ベン・ハーの波乱に富んだ半生を描いた超大作復讐劇。3時間40分もの長尺に負けないほどのスケール感で、1950年代にこの作品が作られたことが、今からすると驚きであります。とにかくどんなに酷い目にあっても力強く進んでいくベン・ハーの生き様に感服。


ベンハー



2 テルマエ・ロマエⅡ

現代日本と古代ローマ帝国をタイムワープで行ったり来たりする浴場技師を主人公にしたSFコメディの続編。主要な古代ローマ人を日本人俳優が演じているということがミソであり、何も考えずに小一時間楽しむには最適な作品です。


テルマエロマエⅡ



3 スパルタカス

こちらも3時間を超える大作の典型的な古代ローマ劇。紀元前1世紀を舞台に、奴隷スパルタカスの数奇な運命を描いており、とにかくCGのない時代にここまでスケール感のある作品を作り上げたものだと感心させられます。


スパルタカス

4 ローマ帝国の滅亡

古代ローマ帝国を舞台にした大作歴史映画です。権力争い、軍力争いの中で男たちが戦い傷つき倒れていく戦闘を、これも壮大な規模感をもって描いています。ただやや風呂敷を広げ過ぎ、散らかった印象はありますが…


ローマ帝国の滅亡



5 クレオパトラ

偉大なる赤字映画としてたびたび取り上げられるエリザベス・テイラー主演による歴史絵巻。ローマとエジプトとの戦いの中で権力の綱引きが豪華なセットの中に描かれています。ただ4時間を超える分、軸がぶれぶれ。クレオパトラが愛した男たちを中心に物語は展開していきます。


クレオパトラ



6 テルマエ・ロマエ

この原作を主要キャストに日本人を当てて映画化するというアイディアは面白く、阿部寛のとぼけた味わいも前半はうまく作用していましたし、時々はさまれる人を食ったような説明字幕にもユーモアのセンスを感じました。ただ設定の奇想天外さにその後の展開がやや負けてしまっている印象で、おとぼけムードにも慣れてきた後半は、やや退屈感も。


テルマエロマエ



7 第九軍団のワシ

2世紀のローマ帝国が舞台。2010年制作の比較的新しい作品。ローマ軍の中で最強と言われた第九軍団の謎の消滅し、第九軍団の兵士の息子が20年後に父親の真実を追うという、アドベンチャー色の強い古代ローマ映画です。展開自体は平凡。


第九軍団のワシ



8 グラデイエーター

オスカーを獲得した作品でもありますが、個人的にはいまひとつ好きになれなかった作品。ラッセル・クロウ演じる将軍の力強い戦いの跡を描いていますが、ただただ復讐のために悪者と成り下がった皇帝との対決を迎えるという平凡な展開にやや拍子抜けしたことを覚えています。


グラデイエーター



9 ジュリアス・シーザー

あの有名なシーザーを中心に、彼を取り巻く人々の陰謀渦巻く駆け引きを描いた作品です。タイトルをジュリアス・シーザーとしながらも、いまひとつ焦点がぼやけてしまったところが残念。1と同じチャールトン・ヘストンが主演。


ジュリアスシーザー



10 ミッション・クレオバトラ

タイトルのようにクレオパトラを描いてはいますが、こちらは完全にコメディ。自己チューで我儘、そして横暴なクレオパトラの無茶無謀を笑ってしまおうというところなのですが…ちょっとくだらないですね。


ミッションクレオパトラ