子どもが習い事に行きしぶります。

行けば楽しいようなのですが。

 

どうしたら、気持ちよく

習い事に行ってくれるでしょう?

 

 

というお悩みを 時々 耳にします。

 

 

 

さて、そもそも習い事は

行ってもらうものではないよね。

 

 

大前提として

習い事は本人がやりたいものを

厳選してやる

ということが大事。

 

 

多すぎるとやる気がそがれますし

子どもだって、疲れます。

 

昨今は習い事が多い人がいて

一週間の日数よりたくさん習い事をしている人も珍しくありません。

つまり、習い事の梯子ですよ。

 

今までの記録で11種類の習い事をしている子がいました。

いつもお疲れでした。

 

 

 

 

さて、習い事を厳選すると

行き渋りは激減すると思いますが

それでも気分が乗らない日もあるでしょう。

 

 

 

その時、どう対応しますか?

 

①早く行きなさい!(脅し)

 

②じゃあ 習い事やめる?(責め)

 

③そうなんだ、今日は気分がのらないのね(共感)

 

 

あなたなら、子どもになんて言いますか?

 

そして、あなたが子どもなら

親になんて言ってもらいたいですか。

 

 

 

たいていの場合

言ってもらいたいのは③でしょう。

 

 

 

 

まずは、①と②のパターンをシミュレーションしてみましょう。

 

親「ほら時間よ!早く行きなさい!」

 

子「めんど」

 

親「何言ってんの、遅刻するよ」

 

子「ダル」

 

親「じゃ、行かないのね⁉」

 

子「・・ていうか」

 

親「プールやめるのむかっ

 

子「やめるとか言ってないじゃんむかっ

 

親「そんなら、グズグズ言わないでさっさといきなさいよ!!」

 

子「ったく、うっせーな爆弾

 

親「うっせーって、あんたが悪いんでしょ爆弾爆弾

 

・・・って具合に

ヒートアップしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、③のパターン

 

子「めんど」

 

親「プール行くのめんどうな気分なんだ」

 

子「ん...めんどうっていうか...」

 

親「今日は気分が乗らないのかな」

 

子「うん...気分が乗らないって言うか...めんど」

 

親「何がめんどうな感じ?」

 

子「ん...プールって着替えるのがめんどう」

 

親「着替えるのがめんどうって感じるんだ。

 泳ぐのはめんどうじゃないの?」

 

子「泳ぐのは楽しい。平泳ぎ上手になりたいし」

 

親「楽しいんだ。平泳ぎ頑張ってるんだ」

 

子「うん。7級になりたい。友だちと競争してるんだ」

 

親「そうなんだ。楽しそうだね」

 

子「やっぱ、プール行くわ」

 

 

 

 

ホントにこんな風にうまくいくものかしらん???

 

次回、そこんところを検証します。

 

 

つづく