今日、10月27日からは読書週間ということで、

読書の話題を。

 

 

 

 

小学生のお子さんを持つ保護者から

聞かされるお悩みのNO.1は

 

「うちの子本を読まないんですぅ~」

というお嘆き。

 

 

 

そこで、皆さんに申し上げているのは

「本を読んであげてください」ということ。

 

 

 

 

 

 

さて、どうしてあなたのお子さんは本を読まないのでしょうか?

 

 

 

答えは簡単。

面白くないからです。

 

 

 

 

本はおもしろくない。

テレビやYOU TUBEのほうが面白い。

 

 

そらそうだ。

テレビや動画は観るだけで楽しめるように

出来ているけれど、

本はそうはいきませんからね。

 

 

 

 

本の面白さを知っていることと、

自力で読む力があること、

の2つがそろわないと本は楽しめないのです。

 

 

 

ここで言う、大人の多くが知っているような本の面白さとは、

そのおはなしの中に没入して

登場人物になり切って

その物語を体験するという種類にものです。

 

 

 

特に子ども向けの物語などは、

そうした体験ができて初めて

本当にその本を読めたと言えるのです。

 

 

 

 

 

 

さて、文字が読めるようになると、

多くの大人たちは子どもが自力で

文章を読めるようになったと誤解します。

 

実際は、文字を習いたての子どもは

文字を追うことに力を削がれ、

物語を理解したり楽しむ余裕がありません。

 

 

 

そこで、本は面白くない

となるわけです。

 

 

 

ですから、文字を覚えても

まだまだ、読み聞かせを続けて欲しいのです。

 

 

 

 

読み聞かせから独り読みへの移行にも

ひと手間必要です。

 

読み聞かせを続けながら、

絵本から幼年童話に

そして、児童文学へと読み継ぎ、

子どもが自力で読みたくなるものを

手渡していくのが理想です。

 

 

 

子どもから、

「もう、自分で読むから読んでくれなくていい」

と言われたら、読み聞かせ卒業です。

 

 

 

幼児期にあまり読み聞かせていなくて、

本の楽しさ、物語の楽しさを知らない子にも、

小学生以降、絵本からたっぷり

読んで欲しいと思います。

 

いくつになって初めても、

遅すぎるということはありませんよ。

 

 

 

 

その際、親が子どもの読解力がつくように

などという下心があると、

なぜかうまくいきません。

 

親子で一つの物語を楽しむつもりで

ゆったりととりくむのがミソですのよウインク






読み聞かせ

 絵本で終えては

  もったいない

     つの子照れ