質問にお答えして

 

 

 
Q. 3か月の赤ちゃん。
  寝つきが悪く、寝てもすぐ起きてしまいます。
 
 
 
A. 次の3つを見直してみましょう。
 ①生活のリズム
 ②日中の過ごし方
 ③寝具、室温、明るさなどの寝る環境

 

 

 
「子どもが寝ない」もしくは
「寝付きが悪い」そして
「夜泣き」。
誰もが一度は抱く悩みですよね。
 
 
ご相談は、3ヶ月のお子さん。
昼寝も短く夜も寝ない。トホホ。
授乳中のママさんはただでも眠いというのに、
赤ちゃんが寝てくれないと辛いですよね。
 
 
 
大前提として、赤ちゃんとはいえ人間なので個人差が大きく、
よーく寝る子もいれば、
寝ないのに人一倍元気という子もいることを
押さえておきましょう。
 
 
 
 
①生活のリズムを整える
まずは、規則正しい生活を心がけ、
生活のリズムを作ることが大事です。
 
ご家庭によって事情は様々だと思いますが、
遅くとも朝7時位にはカーテン(雨戸)を開けて部屋を明るくします。
朝の日を浴びることが体内時計の調整に役立ちます。
 
そして、外気浴やお散歩などの時間も
ある程度決まっているといいですね。
赤ちゃんは、様々な調整能力が未熟なので
パターン化は大事なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
②日中の過ごし方
パターン化と同時に、
日中の過ごし方も大事ですね。
 
子どもがよく寝るためには
乳幼児でも心身ともに疲れることが必要です。
疲れるというとイメージが悪いですが、
"満足感の高い消耗"をするということです。
 
 
赤ちゃんの場合そのひとつは、
大好きなお母さんやお父さんや身近な人と、
充分ふれあい、満足することです。
 
 
大好きなママやパパが
語りかけたり、
うたってあげたり、
抱っこで優しくゆすったり
触れたりするだけでも、
赤ちゃんにとっては大きな刺激ですし
とても嬉しく満足できることなのです。
 
 
わらべうたや絵本の読み聞かせを生活に取り入れると、
それが楽しく実践できますよ。
 
 
 
 
③寝具、室温、明るさなどの寝る環境

 

赤ちゃんは、体温がこもりやすいので、
暑すぎたりしないように、
寝具や室温の調節も大切です。
寝る1時間くらい前に入浴すると、
上がった体温が下がるタイミングで寝入りやすいといいます。
 
居住環境にもよりますが、
寝る場所はテレビや電灯をつけっぱなしでない、
落ち着いた場所が理想的です。
 
 
 
 
 
最後に・・・
 
毎日寝不足で、辛い日々ですね。
けれど、赤ちゃんは必ず長く寝るようになります。
できることは工夫しながら、
それを信じて乗り切ってください。
 
そして、そんな辛さを誰かに吐き出すと、
気持ちが楽になります。
 
身近なママ友や親族、
子育て支援などを利用するのもいいかもしれませんね。
 
陰ながら、応援しています飛び出すハート