梅雨入り、今年は早かったですね。

 

 

この季節になると、この本を読みたくなります。

ユーモラスなかえるが魅力たっぷりに描かれています。

 

 
 「ゆかいなかえる」

ジュリエット・キープス ぶん・え

いしいももこ やく

福音館書店

 

 

 

カエルと聞くと

さまざまなことが思い起こされます。

 

 

 

まずは

春の危険な雨上がりの通学路

 

雨につられて冬眠から起き出した寝ぼけがえるは

近づいてくる車に反応できないのか

路上で無残な姿を晒します。

 

小学生だとて、そんな彼らとの遭遇を避けるべく

危険予知能力が磨かれます。

 

カエル専用、事故多発道というのがありまして

危うそうな朝は

気をつけて進みます。

 

距離を保ったまま ”らしき物” を発見できれば

直視回避成功。

 

ドキドキの通学路です。

 

 

 

かわいいカエルといえば

アマガエル。

 

毎夏、いとこたちと行った海の家

裏の田んぼで必ず捕まえたものですカエル

都会っ子の私には

毎回新鮮な出会いでした。

 

 

 

実家のねこの額ほどの庭に

ある時からガマガエルが棲んでいたことを知ったのは

実家を出てからだったでしょうか。

 

庭のプランターをもちあげたとたん

びっくりかえるくんが冬眠中

 

母曰く

「あたくし大事に棲まわせてるの。

だって、虫を捕ってくれるイイ子なんだから。」

 

なるほど

母よ

秋の虫の音が聴かれなくなったと嘆いていましたね。

かえるの放し飼いが原因です。

 

 

 

子育て時代

友人の田んぼに足繁く通っていたころ

 

田植え前後の夜のBGMは

かえるの合唱。

夜に響く歌声はそれはそれは賑やかで

けれど不思議なくらい心に染み入る音色で

聴き飽きることがありません。

 

今ごろ 賑やかだろうな

 

聴きたいな